彼女のマンションは「断層」と言われる所の真上に建っていました。
海も望める、静岡県のとある町の高台。
もし地震でもあったら、建物は真っ二つに折れてしまうかもしれません。
「なぜ?こんなところに住んでいるのですか?」
すると彼女は一言、こう答えました。
「ここに住めと、そう言われるのです」
断層とはご存知の通り大地のズレがある所で、
地盤としては地震リスクが高い場所となります。
阪神大震災などはこの断層型の地震でした。
しかし良い点もあって、それはある意味「大地の裂け目」でもあるので、
地球の中心から湧き出でる自然のエネルギーがとても強いところでもあります。
その場にいるだけで不思議と体調が良くなったり、
敏感な人だとエネルギーが強すぎて
気分が悪くなってしまうほどの場所であることもあります。
微量の放射線や温泉なども湧きだしたりしますし、
この断層が連なる線はエネルギーラインともなって、
風水などでは時に「龍脈」的扱いを受けるような時もあります。
本来は神社とか寺とか、そんなモノが立てられてしまうような場所。
「......でも、ここのお風呂は天然温泉なんですよ(^^)」
今年の6月。初夏を思わせる様な日。
僕らは男女3人でそんな彼女の部屋におつまみやら、
なんやらかんやらを持ち込んで
「お泊り飲み会!」
をしようと集まりました。
僕らが部屋に入ると、ふんわりとした白い綿のような雰囲気を持つ彼女は
こんなこともフワリと言いました。
「ここにいらっしゃる時は、皆さん何かと変わる時なのですよ(^^)」
その日の昼間は、皆で近くの牧場や風情のある温泉に出かけて行って。
美味しいお蕎麦や創作料理などをいただき。
夕方にはまた彼女の部屋に戻り。
お酒などを飲みながらアーダコーダと四方山話しをしていました。
そんな風にして楽しい時間はどんどんと過ぎて行き、それで、
僕らはそれぞれパラパラ......と眠りに落ちていきました。
僕はリビングに布団を敷いていただき、
一人でそこで寝かせてもらっていたのですが、
カナリの遅い時間まで飲んでいたのにも関わらず、
次の日の朝には、パチリ......と、
6時にはもう完全に目が覚めてしまいました。
実は、彼女のマンションの部屋からは海だけでなく、
美しい富士山をドン!と眺めることも出来ます。
特にリビングの大きなサッシ窓からは、
緩やかに海へと連なる雄大な山裾の姿まで広く見渡すことが出来るのです。
その日の朝、僕は暖かな布団の中でモソモソ......と寝ながら、首をひねり、
起きがけの未だボンヤリとした目を窓の方に向けてみました。
そして、
その目に最初に飛び込んできたモノがそんな美しすぎる富士山の姿でした。
起き抜けの曇った目にも明らかにわかる異様な美麗さ。
そのタダならぬ姿を見にした途端、
僕は一気に目が覚めてしまったのです。
それからは一時間近く、僕はリビングの窓を全開にしてボーーーッ......と、
富士山を眺めていました。
それは、僕には、今まで見た中で一番美しい富士山だと感じられたのです。
そしてヤハリというか、流石というか。
家主の彼女も、一緒に泊まった仲間も、皆一様に、その時間、
それぞれの寝ていた部屋から、
そんな富士山をまったく同じように眺めていたようでした。
しばらくすると、皆自然とリビングに集まってきて。
僕らはその異様に美しい富士山について語り合いながら、
いつまでも飽きもせず、ずっと眺めていました。
その時、彼女は、
皆にコーヒーを淹れてくれながらこんなことを言いました。
「私もこんな富士山は初めてかもしれません。
なかなか見れないと思います。
やっぱり、皆さんは何かありますね......
色々とメッセージも届いています(^^)」
どうも、彼女がこの地に住んでいることには意味があるようなのです。
彼女はちょっと特別な、不思議な力を持っていて、
ココは全国や世界から!?
彼女を頼って多くの人が集まってくるような場所なのです。
大きな企業の経営者なども......沢山。。
しかしもちろん、彼女はメディアなどには決して出ません。
そして、
そんな彼女はいつも住む所をアチラの世界から指定されてしまう様なのです。
それも、全て、
「ソコに住むことに大きな意味があるんだよ......」
と言うような場所ばかり......に。
引っ越しに次ぐ引っ越し。
落ち着くことなど全く無いノマドの様な暮らし。
そのマンションが富士山に連なる断層の上にあるということにも、
ちゃんとした大きな意味があるわけなのです。
そんな不可思議でタフな生活と彼女特有の力を、
彼女はサラリと、いつもこんなふうに表現します。
「役割がありますので(^^)」
この日の朝に見た富士山は、紛れもなく、
僕個人が幾度となく見てきた富士山の中では一番美しかったと思います。
「僕個人」と書くのは、毎日富士山を見て暮らしている様な方々には到底
胸を張って言えるようなコトでは無いと思うからなのですが、
僕が今年もっとも覚えている風景、出来事の一つなのです。
この年の瀬に、
今年、最も印象深かった出来事の一つとして
ココに書き残しておこうと思った次第なのです。
そして、この日の事をこんな風にとても印象深いものにしてくれた
もう一つの出来事が、自宅に戻り一夜明けた翌日に起こりました。
その日、2015年6月29日のyahoo!のトップニュースには
某メジャー新聞社のこんな記事と写真がリンクされていました。
―――――――――――――――――――――
「富士山の遠望記録更新」
富士山(標高3776メートル)が見える最も遠い場所とされる和歌山県那智勝浦町の
色川富士見峠(同900メートル)から、
奈良県天理市の住職、新林正真(しょうしん)さん(46)が28日、撮影に成功した。
富士山からの距離は322.9キロ。
写真を鑑定した日本地図センターの田代博・常務理事によると、
「最遠望」からの撮影は2001年以来、14年ぶり2回目という。
―――――――――――――――――――――
......どうりで、見たこともない様な富士山の透明感だったワケです。
そしてもう一つ......
この最遠望記録が出た日に、僕らは皆、
もう一つの興味深いものをマジマジと見ていました......
どうも......
富士山は......
2つ、
あるみたいで......す、か、ね.......
......あと......
なんだか色々と飛んでいる、よーな......
で......( ̄^ ̄)ゞビシッ!とな。ええ。
気にせんといてな。
独り言ですけんね。ええ。ええ。
この日、僕らが見ていた最遠望記録を出した時の富士山。
本当に言葉を失う美しさでした。
スマホのカメラであることがとてーーーも悔やまれまふ......(T . T)ぶぇ。
しかしながら、僕にはとても大切な写真となりました。
次回は!
今年最後のブログとなりそーなのですな。
皆さんも良い年の瀬おぉ!
アチキわなんだかバタバターーーーッ!(>_<)/っす!ヘロヘロプー!
海も望める、静岡県のとある町の高台。
もし地震でもあったら、建物は真っ二つに折れてしまうかもしれません。
「なぜ?こんなところに住んでいるのですか?」
すると彼女は一言、こう答えました。
「ここに住めと、そう言われるのです」
断層とはご存知の通り大地のズレがある所で、
地盤としては地震リスクが高い場所となります。
阪神大震災などはこの断層型の地震でした。
しかし良い点もあって、それはある意味「大地の裂け目」でもあるので、
地球の中心から湧き出でる自然のエネルギーがとても強いところでもあります。
その場にいるだけで不思議と体調が良くなったり、
敏感な人だとエネルギーが強すぎて
気分が悪くなってしまうほどの場所であることもあります。
微量の放射線や温泉なども湧きだしたりしますし、
この断層が連なる線はエネルギーラインともなって、
風水などでは時に「龍脈」的扱いを受けるような時もあります。
本来は神社とか寺とか、そんなモノが立てられてしまうような場所。
「......でも、ここのお風呂は天然温泉なんですよ(^^)」
今年の6月。初夏を思わせる様な日。
僕らは男女3人でそんな彼女の部屋におつまみやら、
なんやらかんやらを持ち込んで
「お泊り飲み会!」
をしようと集まりました。
僕らが部屋に入ると、ふんわりとした白い綿のような雰囲気を持つ彼女は
こんなこともフワリと言いました。
「ここにいらっしゃる時は、皆さん何かと変わる時なのですよ(^^)」
その日の昼間は、皆で近くの牧場や風情のある温泉に出かけて行って。
美味しいお蕎麦や創作料理などをいただき。
夕方にはまた彼女の部屋に戻り。
お酒などを飲みながらアーダコーダと四方山話しをしていました。
そんな風にして楽しい時間はどんどんと過ぎて行き、それで、
僕らはそれぞれパラパラ......と眠りに落ちていきました。
僕はリビングに布団を敷いていただき、
一人でそこで寝かせてもらっていたのですが、
カナリの遅い時間まで飲んでいたのにも関わらず、
次の日の朝には、パチリ......と、
6時にはもう完全に目が覚めてしまいました。
実は、彼女のマンションの部屋からは海だけでなく、
美しい富士山をドン!と眺めることも出来ます。
特にリビングの大きなサッシ窓からは、
緩やかに海へと連なる雄大な山裾の姿まで広く見渡すことが出来るのです。
その日の朝、僕は暖かな布団の中でモソモソ......と寝ながら、首をひねり、
起きがけの未だボンヤリとした目を窓の方に向けてみました。
そして、
その目に最初に飛び込んできたモノがそんな美しすぎる富士山の姿でした。
起き抜けの曇った目にも明らかにわかる異様な美麗さ。
そのタダならぬ姿を見にした途端、
僕は一気に目が覚めてしまったのです。
それからは一時間近く、僕はリビングの窓を全開にしてボーーーッ......と、
富士山を眺めていました。
それは、僕には、今まで見た中で一番美しい富士山だと感じられたのです。
そしてヤハリというか、流石というか。
家主の彼女も、一緒に泊まった仲間も、皆一様に、その時間、
それぞれの寝ていた部屋から、
そんな富士山をまったく同じように眺めていたようでした。
しばらくすると、皆自然とリビングに集まってきて。
僕らはその異様に美しい富士山について語り合いながら、
いつまでも飽きもせず、ずっと眺めていました。
その時、彼女は、
皆にコーヒーを淹れてくれながらこんなことを言いました。
「私もこんな富士山は初めてかもしれません。
なかなか見れないと思います。
やっぱり、皆さんは何かありますね......
色々とメッセージも届いています(^^)」
どうも、彼女がこの地に住んでいることには意味があるようなのです。
彼女はちょっと特別な、不思議な力を持っていて、
ココは全国や世界から!?
彼女を頼って多くの人が集まってくるような場所なのです。
大きな企業の経営者なども......沢山。。
しかしもちろん、彼女はメディアなどには決して出ません。
そして、
そんな彼女はいつも住む所をアチラの世界から指定されてしまう様なのです。
それも、全て、
「ソコに住むことに大きな意味があるんだよ......」
と言うような場所ばかり......に。
引っ越しに次ぐ引っ越し。
落ち着くことなど全く無いノマドの様な暮らし。
そのマンションが富士山に連なる断層の上にあるということにも、
ちゃんとした大きな意味があるわけなのです。
そんな不可思議でタフな生活と彼女特有の力を、
彼女はサラリと、いつもこんなふうに表現します。
「役割がありますので(^^)」
この日の朝に見た富士山は、紛れもなく、
僕個人が幾度となく見てきた富士山の中では一番美しかったと思います。
「僕個人」と書くのは、毎日富士山を見て暮らしている様な方々には到底
胸を張って言えるようなコトでは無いと思うからなのですが、
僕が今年もっとも覚えている風景、出来事の一つなのです。
この年の瀬に、
今年、最も印象深かった出来事の一つとして
ココに書き残しておこうと思った次第なのです。
そして、この日の事をこんな風にとても印象深いものにしてくれた
もう一つの出来事が、自宅に戻り一夜明けた翌日に起こりました。
その日、2015年6月29日のyahoo!のトップニュースには
某メジャー新聞社のこんな記事と写真がリンクされていました。
―――――――――――――――――――――
「富士山の遠望記録更新」
富士山(標高3776メートル)が見える最も遠い場所とされる和歌山県那智勝浦町の
色川富士見峠(同900メートル)から、
奈良県天理市の住職、新林正真(しょうしん)さん(46)が28日、撮影に成功した。
富士山からの距離は322.9キロ。
写真を鑑定した日本地図センターの田代博・常務理事によると、
「最遠望」からの撮影は2001年以来、14年ぶり2回目という。
―――――――――――――――――――――
......どうりで、見たこともない様な富士山の透明感だったワケです。
そしてもう一つ......
この最遠望記録が出た日に、僕らは皆、
もう一つの興味深いものをマジマジと見ていました......
どうも......
富士山は......
2つ、
あるみたいで......す、か、ね.......
......あと......
なんだか色々と飛んでいる、よーな......
で......( ̄^ ̄)ゞビシッ!とな。ええ。
気にせんといてな。
独り言ですけんね。ええ。ええ。
この日、僕らが見ていた最遠望記録を出した時の富士山。
本当に言葉を失う美しさでした。
スマホのカメラであることがとてーーーも悔やまれまふ......(T . T)ぶぇ。
しかしながら、僕にはとても大切な写真となりました。
次回は!
今年最後のブログとなりそーなのですな。
皆さんも良い年の瀬おぉ!
アチキわなんだかバタバターーーーッ!(>_<)/っす!ヘロヘロプー!