神社の方ではお酒と祝詞を捧げて欲しいのだ、と。
矢岳の神様からはそんなお話でした。
そして、この辺で「無」という言葉の意味も
明瞭にわかって来ました———————————
——————新年のポンチキ話は
もう少し続かせていただきます。
綺麗に保持されている社殿の扉を開けると、
中も清浄に整えられていました。
供物も新しいものばかりで、
この神社が地元の方々にとても大切にされていることが
よくわかります。
僕らも汚すことなどないようにお酒をおつぎして......
祭壇の前で神様から言われた
「アマテラス祝詞(のりと)」を捧げさせていただきました。
祝詞の最中には、突然、石垣島の
「於茂登の神(オモトノカミ)」様がいらっしゃって、
僕は慌てて奏上する言葉の中に
「オモトの神」という言葉を入れることともなり。
少し汚れ詰まっていた矢岳神社本殿一帯の気を清浄化する
イメージを持ちながら必死に祝詞を唱えました。
途中、体の中に入った邪気を吐き出すために
祝詞を中断せざるを得ない状況にも落ち入りましたが、
なんとか、最後まで奏上することができました。
そんな戦いの様な祝詞奏上を終えた直後に
「ピン!」
と感じ取れたことがあって。
それは石垣島から沖縄、天草に至るまで......
南西諸島の端から中央構造線の本土西端の入口まで......
何かが繋がった!?という感覚。
それは、ねーさんも同様に感じていた感覚だったようで、
僕はやっとひと安心をして、
伸ばしていた背筋を緩めました。
リラックスして、ふと目線を下げると、
そこには今回選んだお酒のキャップが......
「山」という漢字を元にデザインされたモノのようですが......
実は、この辺り一帯や熊本県の大地からは
僕らは巨大な蛇の力を感じたりもするのです。
それは、
九州の地全体が比較的新しい大地だということもあるのでしょうが、
そんなこともあって、なんとなく、
大蛇神さんの力を知らずと受けたであろう
キャップデザインのお酒を選んでみたのですが......
矢岳の神様は勿論、
熊本の地中深くに棲まう大蛇神さんにも祈りが届けばいいなぁ......
と、そんなことも思いました。
その後、
僕らは社殿から先の道を登り、
ドルメンへと向かいました。
巨大なドルメン。
支石墓(しせきぼ)。
古ぼけて文字が消えかかっている説明板によれば、
世界でも最大級のものとのことで......
確かに大きい......
天井石の真ん中にはUFOマーク!?
カエルさん!?
矢岳の神様!?
の模様が浮き出ています。
その正面に一日繋いできた水とお酒を。
本日の仕上げという感じで。
これより先にも道は続いていて、
山頂にも海を見渡せる巨大石などがあるらしいのですが、
ねーさんやコニャの体力を考えて、
今回は一旦、ここで帰ることに。
神様との約束はしっかり果たせたのではないかと、
僕らはそれなりに満足をしていました。
さて。
「無」という言葉に関しては、
卯年らしく
「ぴょん!」
と飛躍するための「無」のようでした。
ただソレは、いわゆる
「全てを捨てなさい。欲は捨てなさい」
的な、そんな宗教的な無ではなく。
思いや願いを叶えるために必要な無。
何かを手に入れるための無。
何かを挫けずにやり続けるための無。
無のチカラ。
無の心。
無心。
今年はそんな無心さが大切なのだ、と。
矢岳神社の神様からはそんな解説をいただきました。
そして、なぜか?
「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」
の逸話も頭を廻るのです。
この逸話の意味や解釈は色々とあると思いますが.......
「慢心に注意」
それと、
「助けてくれる人が現れる」
といったことが含まれているのではないのかと。
今回、僕が感じたのはそんなイメージ。
フワフワとしたことですが、
そんなことを思い考えながら、
僕は皆と矢岳神社(矢嶽神社)を後にしました。
......ポンチキ話はもう一話だけ続きます。
☆シリーズ記事はコチラ☆
「矢岳徒然」
「矢岳徒然 2」
「矢岳徒然 3」
矢岳の神様からはそんなお話でした。
そして、この辺で「無」という言葉の意味も
明瞭にわかって来ました———————————
——————新年のポンチキ話は
もう少し続かせていただきます。
綺麗に保持されている社殿の扉を開けると、
中も清浄に整えられていました。
供物も新しいものばかりで、
この神社が地元の方々にとても大切にされていることが
よくわかります。
僕らも汚すことなどないようにお酒をおつぎして......
祭壇の前で神様から言われた
「アマテラス祝詞(のりと)」を捧げさせていただきました。
祝詞の最中には、突然、石垣島の
「於茂登の神(オモトノカミ)」様がいらっしゃって、
僕は慌てて奏上する言葉の中に
「オモトの神」という言葉を入れることともなり。
少し汚れ詰まっていた矢岳神社本殿一帯の気を清浄化する
イメージを持ちながら必死に祝詞を唱えました。
途中、体の中に入った邪気を吐き出すために
祝詞を中断せざるを得ない状況にも落ち入りましたが、
なんとか、最後まで奏上することができました。
そんな戦いの様な祝詞奏上を終えた直後に
「ピン!」
と感じ取れたことがあって。
それは石垣島から沖縄、天草に至るまで......
南西諸島の端から中央構造線の本土西端の入口まで......
何かが繋がった!?という感覚。
それは、ねーさんも同様に感じていた感覚だったようで、
僕はやっとひと安心をして、
伸ばしていた背筋を緩めました。
リラックスして、ふと目線を下げると、
そこには今回選んだお酒のキャップが......
「山」という漢字を元にデザインされたモノのようですが......
実は、この辺り一帯や熊本県の大地からは
僕らは巨大な蛇の力を感じたりもするのです。
それは、
九州の地全体が比較的新しい大地だということもあるのでしょうが、
そんなこともあって、なんとなく、
大蛇神さんの力を知らずと受けたであろう
キャップデザインのお酒を選んでみたのですが......
矢岳の神様は勿論、
熊本の地中深くに棲まう大蛇神さんにも祈りが届けばいいなぁ......
と、そんなことも思いました。
その後、
僕らは社殿から先の道を登り、
ドルメンへと向かいました。
巨大なドルメン。
支石墓(しせきぼ)。
古ぼけて文字が消えかかっている説明板によれば、
世界でも最大級のものとのことで......
確かに大きい......
天井石の真ん中にはUFOマーク!?
カエルさん!?
矢岳の神様!?
の模様が浮き出ています。
その正面に一日繋いできた水とお酒を。
本日の仕上げという感じで。
これより先にも道は続いていて、
山頂にも海を見渡せる巨大石などがあるらしいのですが、
ねーさんやコニャの体力を考えて、
今回は一旦、ここで帰ることに。
神様との約束はしっかり果たせたのではないかと、
僕らはそれなりに満足をしていました。
さて。
「無」という言葉に関しては、
卯年らしく
「ぴょん!」
と飛躍するための「無」のようでした。
ただソレは、いわゆる
「全てを捨てなさい。欲は捨てなさい」
的な、そんな宗教的な無ではなく。
思いや願いを叶えるために必要な無。
何かを手に入れるための無。
何かを挫けずにやり続けるための無。
無のチカラ。
無の心。
無心。
今年はそんな無心さが大切なのだ、と。
矢岳神社の神様からはそんな解説をいただきました。
そして、なぜか?
「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」
の逸話も頭を廻るのです。
この逸話の意味や解釈は色々とあると思いますが.......
「慢心に注意」
それと、
「助けてくれる人が現れる」
といったことが含まれているのではないのかと。
今回、僕が感じたのはそんなイメージ。
フワフワとしたことですが、
そんなことを思い考えながら、
僕は皆と矢岳神社(矢嶽神社)を後にしました。
......ポンチキ話はもう一話だけ続きます。
☆シリーズ記事はコチラ☆
「矢岳徒然」
「矢岳徒然 2」
「矢岳徒然 3」