雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

勁草を知り、華を知る

2012-09-03 00:06:38 | サブ・タイトルの話
僕も人並みに悩んだり、
傷ついたりします。



本当に幸せなことは、
こんな僕にでもそんな時に支えてくれる人が少しだけいて。
もしかしたら、
僕はそんな人達の為に、
そんな人達のおかげで、
生きているようなものなのかもしれません。
そんな人達には本当に感謝しても感謝しても......
しきれません。



いつだったか、
きっと僕の悩みや問題は分かっているハズなのに、
そのことには一切何も触れず、
ずーっと何も言わず、黙って、
ただ美味しいものを食べさせてくれた人がいました。
普段あまり行かないような
超高級なお寿司屋さんに連れて行ってくれて、
お店のご主人と一緒に一つ一つのネタや
調理のコダワリの話しなどを延々としながら、
ずっと笑顔で美味しいお寿司を食べさせてくれました。
帰り際にその人は「一言だけ」僕にこういいました。



「辛い時はさ、美味しいもの食べるんだよ。
それだけでいい時もある」



ある人は
「覚悟を決めるべきです」
と真っ直ぐに僕に言ってくれました。
その時僕は
「覚悟とは何だろうか?」
と聞き返したのですが、
「それは、、全ての人に対する愛情のことです」
とその人は言いました。
そう心から思えること、
思うようにするという「覚悟」を決めろ、と、
そう言いました。
その覚悟ができていればきっと強くなれると思う、と。
そして、こう付け加えてくれました。



「疾風に勁草を知る」



「後漢書」という古代中国の書物に出てくる言葉だそうです。
勁草(けいそう)とは何の変哲も無い、
野原に生い茂る草のことだそうです。



「しっぷうにけいそうをしる」



台風の様な強い風に吹き晒されるような時、
大木や家々や、大きいものほど折れたり吹き飛んだりします。
色々なものも全て吹き飛んでしまいます。
そんな中で、
何時だって最後に変わらずに立っているのは勁草......
草だといいます。

身を低くして、
大地に這いつくばって、
でも、上体は力を抜いて楽にする。
ただ吹かれるままにゆらゆらと楽にしてみる。
風に対して無理に逆らわず、
あるがままに靡き、そして、やり過ごす。

そのしなやかさこそが「素直な心」なのだとその人は言いました。

そして、その時に「根」が大事なのだと。
大地に張った根が大事なのだと。
決して「根っこ」だけは揺るがない。
そんな決意と覚悟を胸の奥にしっかりと秘めて立ち尽くす。
ソレを失わなければ表面は彼方此方に揺れていて、
自分を無くしてしまう様に思えたり、
外からそんなふうに見えていたとしても、
勁草の様にどんな強風もきっとやり過ごせる......と、
その人は言いました。

その根とは心であり信念。
周りの人への愛。
そして「覚悟そのもの」だと。

ひどい強風がぶち当たった時に初めて自分の根や
芯を知ることも出来るのではないか、と。



またある人は......



......きりがないですね......



僕はいつも、
そんな人達の力で、
弱いながらもなんとなく自分を失わずに歩けています。
いつもありがとう。
ココにも記しておきます。
いつの日か、愛する誰かが、

「アイツはこんなこと考えて生きていたのか。。」

と見つけてくれた時の為にここに記しておきます。
本当にいつもありがとう。



この記事の「思い」に合いそうな写真を携帯の中で探していたら、
いつか、沖縄のブセナ(部瀬名)で大切な人と撮ったこの写真がピンと来ました。
華というのは、もしかしたら「感謝」で咲いているのかもしれません。


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4 コメント

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儚げな (蓮華)
2012-09-04 00:55:47
なんだか読んでいて、儚げな感じがしました。
いつか終わりが来ることを悟っているような。。

ここのブログを初めて見た時、サブタイトルに、同じものを感じました。
何かしらのストーリーがあるのかと。

だとすると、いつかここは終わってしまうのでしょうか。そう思った時、寂しさ、が込み上げてきました。

それはこの場所の名前の由来に関係した女性が影響しているのかもしれませんね。

すみません。独り言です(笑)
返信する
蓮華さんへ (amenouzmet)
2012-09-04 03:07:39
さすがに、、鋭いですね(^^)
もちろん何時か終わります。
しかし、それは、意図しては終わりませんし、終わらせません。
「終わる時に終わります」
ソレは世界の摂理にそったものにしたいと思っています。
このブログを記し出した理由はいくつかあります。
それもいつか書ける日が来ればまた少しづつ記していきたいと思っています。
少なくとも、書き始めるにあたっては、今回記した様な「覚悟」もありました。
自分自身で納得いかない言葉、意味の無い言葉は絶対に書かない様にも決意してます。
その覚悟、決意、というものがもしかしたら「儚さ」を生んでいるのかもしれません。
ただ。。。過去記事の「ひも道、五箇条」とか、「ぶらっくぱっぺーagain!」「いや、奇跡では、、」辺りも読んでみて下さい(^^)「アホや、コイツ、、何処が儚いねん!」となることは保証します(T.T)
返信する
自分を知る旅1 (みゆき)
2017-01-22 21:26:13
ありがとうございます( ´•_•。)
返信する
みゆきさんへ。 (amenouzmet)
2017-01-22 21:42:07
(^_^)
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