真新しいピカピカのブーツを買いました。
2足。(^_^)
少し前。
この「どちらに立つのか」という記事を書き上げた後に、
なんとなく、ふと......
愛着があるにもホドがある、
履き古しにフルした2足のドクターマーチンのブーツを
新しい年に向けて新しくしようかな......と。
自然に、強く思えてきて。
その2足はどちらも限定色の貴重なタイプだったので、
最初は同じタイプの新しいモノが欲しくて。
ネットもサーフしまくって探してみたのですが......
やはり同じモノはもうどこにも見当たらず。
なので、同じモデルは諦めて、
最近のモデルを街のお店にいったり、なんだり、
イロイロと探してみたのですが。
その中でシックリと来る好みのカラーが3つほど見つかって。
そのウチの2色をエイッ!と、
1足づつ買ってみました。
(^ω^)満足!納得!
のなんだか嬉しい感じ。
その新しいブーツ君達が家にやって来た後に
ちょっと考え込んでしまったのが、
今までお世話になったブーツ君達の処分。
どちらも7年以上も!苦楽を共にしてきた一番の友達。
改めてその姿を眺めると......流石に......なんだか......
ちょっと涙が出そうになりました。
雨の日も風の日も、楽しい時も辛い時も。
嬉しい時も苦しい時も。
街も山も海も川も、
国内も海外も仕事も遊びも......どんなところでも、
いつも一緒にいてくれた存在です。
大地を一緒に歩いてきてくれた存在です。
もしかしたら、この2足のブーツ君達こそが
僕のことを一番よく知ってくれている友達かもしれません。
「なんか、捨てるの辛いな。。」
そんなことを思った時、ふと、
神主さんでもある福岡の友達、
Mさんのコトが浮かび相談しようと思いつきました。
「おひさしさまぁっ!!(。・ω・。)ノ ハロハロ
一つ聞いてもよい?
あのね、、もうカナリ長いこと付き合ってくれた
愛してやまないブーツ君達に感謝の気持ちを伝えて
お別れをしたいと思うのだけど、
何か最善の方法とか神道的な? 特別な技!???
などがもしあるようだったら是非教えて下され......何卒(>人<;)!」
いたって真面目な質問です。ええ。
決してアタマの故障じゃないのですわよ!(。・ω・。)/
......ん!?
してるのか?な!?(´・_・`)モシカシテ......
で、そんなアホな質問に付き合ってくれた
神道のプロである彼はこんな返事を返してくれました。
「......あーーーっ、、、えーっと、、
僕なら九十九年使って、
付喪神(つくもがみ)として祀りあげるのが正解でしょう!」
「き、きゅうじゅ、、ぅ!?、、(;゜□゜)ガーン......!?」
「......と、冗談はさておき、
ブーツならお焚きあげもできないでしょうから、
自分だったら写真に撮って “いつまでも忘れない” かな。
忘れないことによって次のブーツも大切にしようと思うし......
それがブーツにとって一番喜ばしいこととなるような気がします」
「ふーーーん。。(*・ω・)。。」
なんか、
それなら既にこのブログでも記事にして、
写真も撮って載せてもいたし、大丈夫かな、と。
それで、その後、
お世話になったブーツさん達には改めてとても感謝をして。
ちゃんとお別れすることにしました。
「でも......付喪神?って......何さ?(・・?)」
ちょっと気になったので、
その後Mさんに聞いたり、調べたりしてみると、
本来は「九十九」と書いて「つくも」と読むらしく。
「九十九神=つくもがみ」というのだそうです。
命の無いようなどんな「モノ」でも愛情をもって長い間使っていると、
そこには何かの魂や力の様なものが宿り、
そしてそれが99年を越え、
100年を迎える時にはどんなものでも「神」となる、なれる......
という昔の教えなのだそうです。
どんなものでも......だそうです。
「99」という数字はちょっと面白い数字に思えます。
「100」に一つ足りない数字。
毎日の暮らしの中で、僕は未熟なことに、欲張りなことに、
100%の満足を「心底」感じられるようなことがナカナカありません。
いつも、何かが足りないように感じていたりして。
1%の不足。不満。
それは、本当は、
決して足りないモノではないのでしょうが、
どうしても求めてしまう1%......
1%の欲求。欲望。
いつも足りない1パーセント。
でも、
そんな1%があることで僕は生きれているような気もします。
生きるのに必要な足りない1パーセント。
時々それはトテモ幸せなことに、
100%、120%心が満たされるような時もあります。
でも、そういうものはスグに過ぎ去って......
気がつくと、
またそんな感覚を求めて走り出してしまう自分がいます。
いつも足りない何かを求めて......
それはちょっと寂しいことなのかもしれません。
The Rolling Stones......ストーンズが歌ってました。
—————— I can't get no satisfaction......♪
......とても好きな曲。
僕もいつだって何か?が足りません。
ただ、最近はこうも思っています。
確かにいつも何かが足りない気がするけど、
「足ること」もちゃんと知った気がする。
そんな感覚は、昔は
「心底そう思ってマス......」
と言い切れる様な、こんな感じで持っていなかったハズで。
だから、ならばこそ、
最近はこうも思っています。
足ることを知って、
足りないことを追いかけよう。
いつだって何かが足りない自分。
99%の自分。
そんな自分というのはもしかしたら本当の自分ではないのかもしれないけど、
そんな自分も100%にするために。
100%の喜びを感じるために。
感じさせる?ために。
足りない1%をこれからもちゃんと追いかけようと思います。
新しく来てくれたブーツ君達と、
新しい年も、新たなる100%を目指し。
九十九神!?を目指して。
頑張ろう。
そんな、年末。
そして、2014年。
I can't get no satisfaction......♪
'Cause I've tried and I've tried and I've tried and I've tried
I can't get no, I can't get no......
寒いけど、星の輝く、とても透き通った夜空の下。
アナログ・レコーディングならではのオールドで、太い、
密度の高いサウンドで、
ミック・ジャガーの唯一無二の歌声が聞こえて来るのです。
ロック・スタンダード
「サティスファクション=(I Can't Get No)Satisfaction」
を収録したアルバム
「out of our heads / THE ROLLING STONES」
=「アウト・オブ・アワ・ヘッズ / ザ・ローリング・ストーンズ」
「ロックをポップにするのはギターリフだぜ!」
なーんて......諭されているかの様なアルバム。。
ストーンズを世界的ビッグネームに押し上げた名盤中の名盤。
後ろは、佐野元春さんの懐かしいアルバム
「Cafe Bohemia=カフェ・ボヘミア」
「99 BLUES」という曲が入ってます。
ライブテイクがyoutubeにありました。
——————いつも本当に欲しいものが手に入れられない。
あいかわらず今夜も口ずさむのさ 99 BLUES——————————
♪♪おまけ♪♪
今年最後のブログになると思いますので、
初詣のご参考には昨年記した「初詣小話」をどぞどぞ(^^)
よい年末年始を☆
2足。(^_^)
少し前。
この「どちらに立つのか」という記事を書き上げた後に、
なんとなく、ふと......
愛着があるにもホドがある、
履き古しにフルした2足のドクターマーチンのブーツを
新しい年に向けて新しくしようかな......と。
自然に、強く思えてきて。
その2足はどちらも限定色の貴重なタイプだったので、
最初は同じタイプの新しいモノが欲しくて。
ネットもサーフしまくって探してみたのですが......
やはり同じモノはもうどこにも見当たらず。
なので、同じモデルは諦めて、
最近のモデルを街のお店にいったり、なんだり、
イロイロと探してみたのですが。
その中でシックリと来る好みのカラーが3つほど見つかって。
そのウチの2色をエイッ!と、
1足づつ買ってみました。
(^ω^)満足!納得!
のなんだか嬉しい感じ。
その新しいブーツ君達が家にやって来た後に
ちょっと考え込んでしまったのが、
今までお世話になったブーツ君達の処分。
どちらも7年以上も!苦楽を共にしてきた一番の友達。
改めてその姿を眺めると......流石に......なんだか......
ちょっと涙が出そうになりました。
雨の日も風の日も、楽しい時も辛い時も。
嬉しい時も苦しい時も。
街も山も海も川も、
国内も海外も仕事も遊びも......どんなところでも、
いつも一緒にいてくれた存在です。
大地を一緒に歩いてきてくれた存在です。
もしかしたら、この2足のブーツ君達こそが
僕のことを一番よく知ってくれている友達かもしれません。
「なんか、捨てるの辛いな。。」
そんなことを思った時、ふと、
神主さんでもある福岡の友達、
Mさんのコトが浮かび相談しようと思いつきました。
「おひさしさまぁっ!!(。・ω・。)ノ ハロハロ
一つ聞いてもよい?
あのね、、もうカナリ長いこと付き合ってくれた
愛してやまないブーツ君達に感謝の気持ちを伝えて
お別れをしたいと思うのだけど、
何か最善の方法とか神道的な? 特別な技!???
などがもしあるようだったら是非教えて下され......何卒(>人<;)!」
いたって真面目な質問です。ええ。
決してアタマの故障じゃないのですわよ!(。・ω・。)/
......ん!?
してるのか?な!?(´・_・`)モシカシテ......
で、そんなアホな質問に付き合ってくれた
神道のプロである彼はこんな返事を返してくれました。
「......あーーーっ、、、えーっと、、
僕なら九十九年使って、
付喪神(つくもがみ)として祀りあげるのが正解でしょう!」
「き、きゅうじゅ、、ぅ!?、、(;゜□゜)ガーン......!?」
「......と、冗談はさておき、
ブーツならお焚きあげもできないでしょうから、
自分だったら写真に撮って “いつまでも忘れない” かな。
忘れないことによって次のブーツも大切にしようと思うし......
それがブーツにとって一番喜ばしいこととなるような気がします」
「ふーーーん。。(*・ω・)。。」
なんか、
それなら既にこのブログでも記事にして、
写真も撮って載せてもいたし、大丈夫かな、と。
それで、その後、
お世話になったブーツさん達には改めてとても感謝をして。
ちゃんとお別れすることにしました。
「でも......付喪神?って......何さ?(・・?)」
ちょっと気になったので、
その後Mさんに聞いたり、調べたりしてみると、
本来は「九十九」と書いて「つくも」と読むらしく。
「九十九神=つくもがみ」というのだそうです。
命の無いようなどんな「モノ」でも愛情をもって長い間使っていると、
そこには何かの魂や力の様なものが宿り、
そしてそれが99年を越え、
100年を迎える時にはどんなものでも「神」となる、なれる......
という昔の教えなのだそうです。
どんなものでも......だそうです。
「99」という数字はちょっと面白い数字に思えます。
「100」に一つ足りない数字。
毎日の暮らしの中で、僕は未熟なことに、欲張りなことに、
100%の満足を「心底」感じられるようなことがナカナカありません。
いつも、何かが足りないように感じていたりして。
1%の不足。不満。
それは、本当は、
決して足りないモノではないのでしょうが、
どうしても求めてしまう1%......
1%の欲求。欲望。
いつも足りない1パーセント。
でも、
そんな1%があることで僕は生きれているような気もします。
生きるのに必要な足りない1パーセント。
時々それはトテモ幸せなことに、
100%、120%心が満たされるような時もあります。
でも、そういうものはスグに過ぎ去って......
気がつくと、
またそんな感覚を求めて走り出してしまう自分がいます。
いつも足りない何かを求めて......
それはちょっと寂しいことなのかもしれません。
The Rolling Stones......ストーンズが歌ってました。
—————— I can't get no satisfaction......♪
......とても好きな曲。
僕もいつだって何か?が足りません。
ただ、最近はこうも思っています。
確かにいつも何かが足りない気がするけど、
「足ること」もちゃんと知った気がする。
そんな感覚は、昔は
「心底そう思ってマス......」
と言い切れる様な、こんな感じで持っていなかったハズで。
だから、ならばこそ、
最近はこうも思っています。
足ることを知って、
足りないことを追いかけよう。
いつだって何かが足りない自分。
99%の自分。
そんな自分というのはもしかしたら本当の自分ではないのかもしれないけど、
そんな自分も100%にするために。
100%の喜びを感じるために。
感じさせる?ために。
足りない1%をこれからもちゃんと追いかけようと思います。
新しく来てくれたブーツ君達と、
新しい年も、新たなる100%を目指し。
九十九神!?を目指して。
頑張ろう。
そんな、年末。
そして、2014年。
I can't get no satisfaction......♪
'Cause I've tried and I've tried and I've tried and I've tried
I can't get no, I can't get no......
寒いけど、星の輝く、とても透き通った夜空の下。
アナログ・レコーディングならではのオールドで、太い、
密度の高いサウンドで、
ミック・ジャガーの唯一無二の歌声が聞こえて来るのです。
ロック・スタンダード
「サティスファクション=(I Can't Get No)Satisfaction」
を収録したアルバム
「out of our heads / THE ROLLING STONES」
=「アウト・オブ・アワ・ヘッズ / ザ・ローリング・ストーンズ」
「ロックをポップにするのはギターリフだぜ!」
なーんて......諭されているかの様なアルバム。。
ストーンズを世界的ビッグネームに押し上げた名盤中の名盤。
後ろは、佐野元春さんの懐かしいアルバム
「Cafe Bohemia=カフェ・ボヘミア」
「99 BLUES」という曲が入ってます。
ライブテイクがyoutubeにありました。
——————いつも本当に欲しいものが手に入れられない。
あいかわらず今夜も口ずさむのさ 99 BLUES——————————
♪♪おまけ♪♪
今年最後のブログになると思いますので、
初詣のご参考には昨年記した「初詣小話」をどぞどぞ(^^)
よい年末年始を☆
あの日の記事はuzmetさん自身への起爆剤(?もしくは導火線?ガソリン?はたまたエンジンオイル???(笑))だったわけですね(*^^*)
また今日も、そして明日も、その次も、進んでらっしゃいませませ(*^^*)(*^^*)(*^^*)
その中から生み出されるブログをまた楽しみにしています
そしてーーーーーー!マーチン!!!!
この記事に来て初っぱなにマーチンんんんん!!!!
何を隠そう私もDr.マーチャー(笑)(←今、造語(笑))または妹(弟?)分のGGが定番足元です
そんなわけでお陰様で空港のセキュリティゲートはいつも裸足(靴下)で通過ですね(笑)じゃないですか?!(笑)(笑)
自分のまわりにあるすべてのモノを
もの凄く大切にしていて。
もの凄く愛情があって。
そして
そのモノの歴史を理解し、
マテリアル。機能性。デザイン。
どれをとってもセンスが良くて。
いつも参考にさせて貰ってます!
自分の本当に好きなモノだけに囲まれる生活。
憧れます^ ^(少しずつ実践中)
僕も実践し続けられるように頑張ります。( ̄^ ̄)ゞ