雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

修行中のようです。。3

2012-12-02 00:12:19 | 不思議...パワスポ寺社
その時に、
自分の住んでいた城が攻め落とされてしまったその時に......

むむーーん......( ̄. ̄;)

まだニャンさんやタイトルの話しまで辿り着けませんなぁ......

もぅ一回!




小桜姫も命を失いそうになりましたが、
殿である夫の自らを犠牲にした計らいで、
数人の家臣共々なんとか城を逃げ出し、
自分の命とも等しい大切な人々が多く残ったそのお城の様子も見て取れる
小さな入り江のほこらの中に逃げ込みます。
姫達が隠れたこの小さな入り江というのが「諸磯」という、
今の諸磯神明社のある入り江です。
そして、そこで、彼女は城に残った夫や親しい仲間達が
城ごと焼け落ちていくのを見ることになってしまうのです。
「油壺」という城下にある港の名前の由来には、
どうもこの時の悲しい風景が織り込まれているようなのです。



その後、
地元の人達は自分達の領地の良き姫であった小桜姫さんを、
略奪者である北条氏から匿い、
助けていったそうです。
小桜姫は城が焼け落ちた後、
その城跡に失ってしまった夫や一族のための墓碑を建て、
そらから毎日毎日参詣し、泣き暮れて暮らしていたそうで、
里人達は毎日墓参を続ける小桜姫を見るにつけ

「小桜姫様は本当に烈女の鑑だ。
どこまでも三浦の殿様に操を立て通すとは見上げたものだ」

と、皆涙ぐんでその後姿を見送っていたと伝えられています。
しかし、全てを失ってしまった小桜姫の絶望と苦しみは、
次第に彼女の体をむしばんで行き、
身体は衰え始め、
ついには日課の墓参も叶わぬようになってしまったのだそうです。
そして落城から一年ちょっとの月日がたった時、
小桜姫は僅か三十四歳の若さでこの世を去ってしまいました。



「小桜姫物語」というのは、
そんな生涯を送ったお姫さまが語る不思議な冒険ファンタジー......
というような作品なのです。



そして......あのニャンコさんは、
その姫さんのいる神社に完璧に住み着いていて、
小桜姫同様に地元の人達にとても可愛いがられていて......
だからなのか!?
ちょっと太っています(^^)
でも姫さんのように何故かとても上品で、人なつこく、
優しいニャンコさんです。
いつも会える訳では無いのかもしれませんが、
神社に行くとたいてい居るハズです。
それで僕はこのニャンコさんを「小桜猫」さんと呼んでいる次第です。
鳥居を枕に寝てやがります。
コヤツ。
まったく。。( ̄ω ̄;)



三浦半島、油壺の先、
諸磯という小さな入り江の隅にヒッソリとある諸磯神明社。
その境内、本殿脇に佇む小さな小桜姫神社。

小桜姫物語に書かれている姫さんのおっしゃることには、
小さな社(やしろ)の奥からは、
お参りに来た人の姿が姫さんにはとてもよく見えているそうです。
小桜姫さんはその人をちゃんと見て、
その人の願いを叶えられるように
自分に出来ることは精一杯がんばっているそうで。
それがもっと優れた神様になるための修行の一つでもあるそうです。

姫さんは神と祀られているとはいえまだまだ修行中の身で、
やっとのことで神様から特別な配慮をもらい与えてもらった小さな社。
なかなか全ての人の願いを叶えられるような、
スーパーなことは到底無理なことのようなのですが、
訪れる人と同じように、
自分に出来る事を一緒にがんばっているとのことです。

場所的には、小さな漁港以外には何も無くて、
本当に地味な所で、
とりたててお勧めできる様な神社でも場所でもないのですが、
もし、行くようなご縁があれば、ぜひ「小桜姫物語」
を読んでもらってから行くことを何よりお勧めします(^^)

きっと、普通の小さな漁村が、
なにやらとても深い色で、
違った景色で眺められると思います。
そんな風景と気持ちと共にこの神社に行くと、きっと、

「願いというのは叶う、叶わない、というより、
持ち続けることが何より大切なことなのですよ」

と、
そう、猫さんは、
小桜姫さんは、
言ってくれると思います。

最後に、
決してオカルティックで恐い本では無いんだ......
という証拠!?に、
「小桜姫物語」冒頭にある小桜姫の言葉を少しだけ......
面白いのか?
面白く無いのか?
信じるのか?
信じないのか?
は、あなた次第!?
にゃーーーっ!ヾ(* ̄▽ ̄)ノ・ ・.♪ヒャッホーイ♪



=================================
修行も未熟、
思慮も足りない一人の昔の女性が
おこがましくもここにまかり出る幕でないことはよく存じておりますが、
こうも再々お呼び出しに預かり、ぜひ詳しい通信をと、
つづけざまにお催促を受けましては、
ついその熱心さにほだされて、
無下にお断りもできなくなってしまったのでございます。

それにまた神様からも
『せっかくであるから通信したがよい』
との思し召しでございますので、
今回はいよいよ思い切ってお言葉に従うことにいたしました。
私としてはせいぜい古い記憶を辿り、
自分の知っていること、また自分の感じたままを、作らず、飾らず、
素直に申し述べることにいたします。
それがいささかなりとも、
地上の方々の研究の資料(たし)ともなればと念じております。
どうぞあまり過分の望みをかけず、
お心安らぐままにお聞き取りくださいますように……。

ただ私として、
前もってここに一つお断りしておきたいことがございます。
それは私の地上時代の模様を
あまり根堀り葉堀りお尋ねになられぬことでございます。
私にはそれが何よりも辛く、
今さら何の利益もなき、
昔の身上などを露ほども物語りたくはございませぬ。
こちらの世界へ引移ってからの私どもの第一の修行は、
なるべく早く醜い地上の執着から離れ、
なるべく速やかに役にも立たぬ地上の記憶から遠ざかることでございます。
私どもはこれでもいろいろと工夫した結果、
やっとそれができて参ったのでございます。
で、私どもに向かって身の上話をせいとおっしゃるのは、
いわば辛うじて治りかけた心の古傷を抉(えぐ)り出すような、
ずいぶん惨(むご)たらしい仕打なのでございます。
幽明(霊界と地上)の交通を試みられる人達は
常にこの事を念頭に置いてい戴きとう存じます。

そんなわけで、私の通信は、
主に私がこちらの世界へ引移ってからの経験……
つまり幽界の生活、修行、見聞、感想といったような事柄に
力を入れてみたいのでございます。
またそれがこの道にたずさわる方々の私に期待されるところかと存じます......
=================================



神様も、すらも!?
......修行中のようです(^^)


☆シリーズ過去記事☆
修行中の様です。。
修行中の様です。。2


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