銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

そうだったのか、ジルコニウム、(福島原発の爆発)、△

2011-03-12 23:33:34 | Weblog
 これは、土曜日の深夜に書き、今日曜日の午前中に、文章を足したり、一部を、書き直したものです。いま、完成しましたので、タイトルの右側に△印を付けておきます。それ以前に更新に気がついたかたも、どうか、もう一度覗いてやってくださいませ。

 今回の大地震で、私がひどく感慨が深いのは、ここまで、他者(未知の人たち)にわかりやすく、原発について説明できる日が、この日本で、私が生きているうちにとうとう訪れたという事です。そんな日が来るとは夢にも思っていませんでした。

 が、それこそ、一種のタブーであり、私が手ひどいやり方(と言っても、誰も訴追されないように、間接的も環節的に弾圧をされていた、ひとつの原因だったからです。

 もちろんのこと、私が原発について解説することを僭越だとお怒りになる無機もあるでしょう。特に、私は現在は、別に東大教授でもなんでもないのです。

 でも、若い日に「もし、ここで、やめなかったら、あなたは、将来絶対に東大の教授になれる」と、上司であった東大の教授に言われました。ことの本質をぴたっとつかんでいる。そこは、非常に頭がよいといわれています。それを自慢げに偉そうに言うのではなくて、素人だから、こそ、誰にでもわかるように説明ができると感じているわけです。

 実際に、今まで、13年間、閉鎖されたメルマガの世界で、何度も、原発とか、放射能のことを説明させていただきましたが、非常にわかりやすいと、読者様に言っていただきました。数日後と思いますが、超・わかりやすく、放射能とは、何が、人体にとって、危険で、問題なのかを説明をさせていただきたいです。具体的な数値で、想像がしやすくなるようにお話します。

 が、その前に、政治的な側面から言っても、「今、どんなに、感慨が深いか」をお伝えさせてくださいませ。

 大相撲の壊滅作戦と、それに連動している、小澤一郎復権の動きに『負けたかな? 負けてもいいか、疲れちゃったもの』と思っていたら、天佑人助、それらのあざとい、小細工を粉砕しぬく、天からの戒めが下りました。鳩山内閣だったら、何もできなかったでしょう。まともな人間が構成していない氏、まず、宇宙人たる鳩山さんには判断力がないからです。小澤一郎が別の人材を使って組閣をしても駄目だったと思います。
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 こういう風な大災害が起きたら、挙国一致で当たらないと駄目なので、菅首相は野党へ協力を請いました。その際、谷口さんはお品がよくて事態を理解しておられます。

 しかし、石原のぶてる氏が駄目だったそうです。私はその映像を見ていないのですが、主人が「器が小さいなあ。残念だった。本当はすんでのところで倒閣できたのに、という顔をしていた」と言いますので、私が、「アラ、一番残念だと思っているのは、小澤一郎でしょう」というと、「いや、あれはもう埒外だ」と言います。

 そうですね。一般の人から見たらそうでしょう。が、私みたいに、直接に弾圧を受けているものから見るとしつこいこと、しつこいこと、粘ること、粘ること、・・・・・というほど、小澤一郎はあきらめない存在です。ゾンビみたいな存在です。
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 ところで、ちょっと、挿入ですが、韓国が支援をしてくださるそうで、それは、ありがたいのですが、たった、五人だそうです。五人だと一台の車には乗れないし、かといって、二台用意するのにも足りない、変な人数です。チームを組んで活動するにしても、だいたい10人は居ないと、何もできません。

 で、あまりにも少ない人数なのに驚いて、その数の意味するところを考え抜きました。反日感情が強いので、イミョンバク大統領は、国民感情に顧慮して、ここまで少ない人員を派遣したのかと、最初は思いました。が、それでは、韓国民を、バカにする事となります。それほど、韓国民は子供ではない。各国ブログと言うのを時々読んでいますが、韓国の人だって、良識ある人は多いのです。

 全世界のメディアから、『あんたが、日本より上なんだよ』と今、持ち上げられている韓国の国力を示すプライドから言っても、五人は少なすぎます。アメリカは150人体制で支援してくださるそうです。これは、第七艦隊(米軍)とは別の、いわゆる国際支援のプロです。

 でも、今、急にわかったのですが、小澤一郎の心情をくんで、遠慮しているのだということが。小澤一郎在日説があります。それを信じるか信じないかは別として、彼が、国際的軍産共同体に可愛がられていることが、韓国にとっては重要だから、小澤一郎が闇に消えてしまって、一般国民から終わった人だと思われているのを、気の毒な事と思って、遠慮をしているから五人と言う人数になった。苑遠慮と、日本国民への友好と言う路線との、かっつかっつの折り合いが付けられる数字として、五人を選んだのでしょう。
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 さて、元に戻ります。石原のぶてる氏が、育ちのよい坊ちゃんだとしても、あまりにも浅はかな顔で、残念だという気持ちを表したのは、自民党にとって、損失ですね。ずいぶん前から、この役職の顔を、変えた方がよいのにと思っていましたが、・・・・・国民はそれほど、バカではないです。私は精神の領域まで支配する民主党には、辟易しきっていて、自民党にも頑張ってもらいたいと思いますが、どうも、品格を落としています。政治家としての、器量も落としています。

 この点についてですが、昨日野党へ協力をお願いしていた最中に、福島原発の一号機の被覆・建屋が、爆発崩壊しました。この家屋ですが、主人は「爆発用に軽く作ってあるのだよ。スレート程度でね」と言いました。私もその映像を民放でみて、格納炉自体の爆発ではないと感じました。つまり、核燃料と、その格納炉そのものの、大爆発ではないのです。チェルノブイリまで行ってはいない。ただし、驚くべきことに、NHKは、その映像を流しませんでした。NHKと、朝日新聞は、国民をこの期に及んでも小ばかに仕切っています。

 今朝、日曜日の朝刊を読み比べてみても、相変わらず、隔靴掻痒の感がある書き方で、しかも分量が少ないです。日経新聞は、7対5の割合で、原発関連の記事が多いです。

 朝日新聞は、5対8の割合で、津波による一般的な被害の方を報じています。

 ところが、いまは、なんと、その建屋の厚さは一メートルもあるのだそうです。驚きました。それが、粉砕したのです。で、本日の主要な話題は、苑爆発の原因だったジルコニウムに集中します。が、その前に、引続き、政治的な部分についての、分析を置かせてくださいませ。

 その次に、公明党が、「ここで、国会を休会にしようといいました。主人と二人して、「嫌なやつだ」とか、「悪人だ」とか、批判をしました。顔はまともな人ですが、なんとも卑しい発想です。上からの指令なのかな? となると、池田大作・在日説が正しいと成ってきます。それもあって、公明党は、今では、小澤氏に遠慮しているのかしら。

 その次に、みんなの党の渡辺喜美氏です。この人には今のところ、私は関心がないのですが、主人が「思いがけず、失望した。ポピュリズム(大衆迎合主義で、一種の日和見となる)の人間だ」と言います。出、この人に関しては、私は今のところ判断を、パスしますが、国会を休会にすることには、反対だった模様です。当たり前ですよね。

 その次に意外とまともだったのは、共産党の志位さんです。「今は菅内閣に協力をしなければいけない」といいました。そのとおりです。内輪もめなどしている時期ではないです。

 たとえ、その会見中に、一号機の爆発の情報が入っても、菅首相が、野党側に知らせなかったというのは、当たり前の発想です。今朝、日曜日のNHKの政治討論番組で、は、その点について、弱小野党度もが、偉そうに一人前に、ふんぞり返って責めていましたが、今大局的に目指すものはそういう事ではないです。

 比較的に、きちんとしていたのは、片山元大臣ですが・・・・・


 これら、野党側の人材に比較すると、枝野官房長官の歯切れのよい敬語(+丁寧語)が、非常に心地よく、耳に入ってきます。任務が人を育てるの典型です。

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 ここで、私は上の一節を書くために、今までほとんど関心のなかった、枝野幸男という人をグーグルで検索してみました。まあ、驚いたことに悪口にオンパレードです。

 まあ、政治家である限り、これは仕方がないのかな? それから、目立つ立場である限り仕方がないことなのかな。それから、誰でも欠点はあるといっておきたいです。それは、私にもあります。が、行動が正しければそれでよい。誰にでも復活のチャンスはあり、それをもたらすのは、正しい行動です。何が正しいと言うのは、価値観の違いだけれど、死ぬときに恥じない形を目指すと言うのもひとつの価値観です。

 ただ、そのグーグル検索でひとつだけ、『なるほど。そうだったのか』と思ったことがあり、それは、枝野さんが、中学校時代に生徒会長だったという事です。これは、壇上に立って物を言う訓練ができているという事を示します。

 それを上手にこなすのには、コツがあります。それは、自意識を捨てること。

 そして、目的意識にすっと従うことです。何を自分が目的にしているかを、最高のところに置くと、自分ひとりがどう他人に思われているかは問題にならなくなります。

 それが、小澤一郎氏にはありません。まったくありません。彼が、気にしているのは、いつに、自分のことだけです。だから、あの枝野さんの圧倒的なさわやかさは、どうしても生まれません。

 小澤一郎氏は、主人に言わせればシャイなのだそうです。私も豪腕と言うのは、当たっていないと思いますが、ともかく、公僕として、国民を敬うという、そこら辺りさえ訓練ができていないのが、不思議です。

 政治家は、国民に対してはサーヴァントなのです。それなのに、小澤氏は睥睨目線で、モノをいう。とんでもない発想です。国民を愛していないし、政治家がナンたるかもわかっていない人です。ただし、親方日の丸という言葉ではないが、親方、国際的軍産共同体という人間は、すべて、傲慢のきわみです。現代最高の権力者から、支援してもらっているという思いと、だから、「あんたがたとは、立場が違うんだよ」と言う裏側に隠されている自信が、あれほど、ばかげた睥睨目線を取らせ、威張り返させるのです。幼稚です。

 さて、土曜日の朝、ア、そういえば、昨日のブログは日付、特に曜日の設定がまちがっておりました。後で、推敲しておきます。菅首相は福島第一原発を視察したそうです。
 NHKばかり見ていたので、映像が単純で繰り返しが多くて、その映像を見ていなかったので、主人に「どうせ上から視察しただけでしょう」と申しました。私は小澤復権など持ってのほかですが、菅首相にも限界は感じるときはあるのです。で、批判もします。この際は、『視察とは、パフォーマンスだけだったのではないですか』という、疑いを見せながら、言いました。

 しかし、その後、4チャンネルで、地上に降りた映像が出ていましたので、『ア、ちゃんと、関心はあるのですね。さすが、理系出身の首相です』と、うれしくなりました。

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 さて、そういうわけで、非常にわかりやすい枝野さんの説明を聞いていて、いろいろ、わかることがあり、なるほど、そうだったのかと、納得がいくことがたくさんありました。でも、彼が真実を全部言ってくれたわけではありませんよ。

 ここまで事態が紛糾して危険になったから、物質の固有名詞が、ぽんぽん出てきたわけで、それから、類推してわかったのです。これはありがたいことでした。原発のこととか、核燃料のことはタブーに近いところがあって、国民には知らされていないことが一杯あるのです。そして、日曜日になると、記者会見の発表も相当に抑えられてきていますので、土曜日までは、最大の勝負どきでした。
 その点について、日曜日のNHKの政治討論番組に出てきた片山さんは相当に言及していたので、『政治家として、ここに出席しているメンバーの中では、唯一、おとなだな』と、思ったわけです。

 ただし、枝野さんが国際的軍産共同体に、にらまれるといけないので、ここで、はっきりとお断りをしておきますが、彼からだけの知識で以下に述べることを把握したわけではありません。
 NHKは、原発専任の解説者を一人だけ置いている模様です。それから東大の教授を呼んでいます。また、経済産業省の保安委員会ですか、連続して三人が交代で、記者会見を行っていましたね。それらから、得た知識を総合して、語ります。

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 今日は、『そうだったのか、ジルコニウム』というタイトルにしていますが、これが、何を意味するかと言うと、ウランの採掘やら、精製と言うのがどういう風になされているかがわかったことが、まず、大きいです。

 私は以前から、

*□*□*□*□*□*ーーー

ウランと言うのは、採掘が容易で、精製も容易なはずだ。だから、大もうけのできる素材である。
 それを継続的に日本に売りつけることができるように、するために、政治も文化も支配されているのが、現在の日本だ。で、小澤一郎も、井上ひさしも、成田豊も、成岡庸司も、瀬島隆三も、伊藤玄二郎も、酒井忠康も、すべて、その目的に還元されるべく、利用(または、悪用)をされている

      ーーー*□*□*□*□*□*と、言っています。

 しかし、一方で燃料棒という言葉がいつも出てきます。また、制御棒という言葉も出てきます。で、そこが不思議でした。岩盤みたいに固い鉱脈があって、それを、荒削りに掘り出し、その後で、丸い棒状にカットするのだろうと思っていましたが、『カットとか、圧縮と言う物理的な力を加えると、その際に、核爆発がおきないだろうか?』とそこが、不思議でならなかったのです。

 すると、今日、12日の土曜日に目視できる形での爆発が起きて、その説明の際に、これは、ジルコニウムが、反応した結果、外壁内に、水素が、たまり、その水素が酸素と、結びつく現象が爆発となったと、言われました。

 で、私も、ジルコニウムがなんで使われているかが、不思議でしたが、会見場につめていた記者が、同じ疑問を抱いたので、質問してくれて、その用途が判明しました。

 ペレットをつめる管として使っているそうです。ここでペレットという言葉が出てきたので、やっとすべてが飲み込めました。つまり、ウランとは、やはり、岩盤として出てくるのではなく、岩とか、小石とか、粒と言う形で、生産されるのです。つまり、ぼろぼろという崩れやすい形で、掘り出されるわけです。

 それを発電という工業生産に使うためには、規格化されたサイズが必要なので、管に詰めて、同じサイズの棒にするのでした。

 つまり、花崗岩みたいな石ではなくて、大谷石みたいなものをご想像いただけるとわかりやすいでしょう。鎌倉にも鎌倉石と言う砂岩の一種がありますが、大理石にしろ、花崗岩よりはもろいですよね。ウラン原石はそういう類のモノだと感じます。しかし、今丁寧に、これも調べると、結晶構造を示しているそうですが、核燃料として使うのはそこまで、精製されていなくてもよくて、土などの異分子も、少しは、含むのではないかなあ?

 非常に少量精製したものができたのは、大量の土の山からだったというのは、キュリー夫人の自伝内で名高いエピソードです。同位元素というのがたくさんあり、そのひとつは黄色い色をしているそうです。

 ウランの粒(ペレット)をつめるその管が、鉄などの鉄管ではなくて、ジルコニウムという金属だそうです。化学を学んでから、既に、40年以上過ぎたので、周期表も忘れていましたが、それでも、ジルコニウムは、それほど、大量に取れないはずだぞ、一種のレアメタルだったのではないかと思い出しました。で、念のために、これも、グーグルで調べると、遷移元素の一種で、チタンと、同じ性質を持ち、四価であることもわかりました。あまり大量には、なくて、レアメタルの一種ですが、それでも、価格は非常に低いのだそうです。白金の五万分の一、金の二万分の一だそうです。

 そうなると、私が以前から想像していたとおりに、核燃料棒とは、意外と(生産段階では)経費のかかっていない製品で、相当に大もうけができる素材だとなります。そこは、以前からの、想像通りでした。

 さて、問題は、そのジルコニウムの沸点と融点の高さです。融点が、2千何百度で、沸点が3578度Cです。しかもウランの沸点、1652どCよりはるかに高いのです。

 確かに、上に上げた三者の記者会見場で、炉の中が、2700度から2800度になっていると言っていました。そして、誰かははっきりと核燃料のメルトダウンも起きているといっていました。だって、千度くらいウランの方が融点が低いのですから、当然、それは、起こっているはずです。
 それは、これを書いたあとで、10時間後ぐらいの日曜日には当然の事として、メディアないでも語られるようになりました。

 そして臨界点についても語られるようになりました。が、ここでは、それには、まだ、触れず、ジルコニウムにこだわります。

 ジルコニウムによる爆発が、地震以降、たった、24時間以内におきていることには驚きました。で、被爆被害が出たり、非難所帯の範囲が、最初の三キロから、20キロ圏へ拡大しました。
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 実は私は前報を書いた時に、「住民は熱海か日光へ観光旅行にでも行って、一週間ぐらいそこを離れた方がよい、命あってのものだねだから」と申しています。だけど、一週間かからないうちにメルトダウンは起きていたのです。

 でね、今日になって、これは、もう東電の職員も、下請けの社員もすべて、そこを引き払い撤収した方がよい段階と成ったと思っています。で、主人にそれを言うと、『日本は開発途上国ではないのだ。工業生産が発達した国で、この原発のシステムも輸出しようとしている。だから、この現象もつぶさに検証しないと駄目だから、東電の社員は当然残っているべきだろう」といいます。それが、まだ、日の明るい午後のことでした。
 そして、土曜日の夜にはあっちこっちからポンプをかき集めて、運び込もうとしています。そして、海水を利用するそうです。

 3000度に近い高温に成ったモノを冷やすために、海水をどんどん注入すれば当然のこと、あふれるものが出てきて、それは、海に流れ込みます。

 その決定をせざるを得ない菅内閣が悪いわけではないのですが、海へ放射能を含んだ水が流れ込みます。で、結果として、福島県東部の漁業は、壊滅します。その影響は黒潮に乗ると、三陸沖まで、達するかもしれません。
 
 そのうえ、ホウ酸も流しいれたとのことです。これは、ホウ酸団子として、ゴキブリを殺すので有名なもので、目が痛みます。1~3グラムほどで、人体に大きな被害を与えるものです。

 もう、環境汚染としては、めちゃくちゃです。

 が、一番恐ろしいのは、放射能と言うか、核燃料そのものをこれから、どうするかの問題なのです。でも、ジルコニウムにこだわれば、2700から2800度に達した炉内で、解けたジルコニウムは化学反応を起こします。

 普通なら、4価と言うのは、プラスとマイナスの中間で、化学反応を起こさないというか、起こしにくい物質なのです。ところが、地中深いマグマの世界では、これが、起きていて、ジルコニウムは人口ダイヤモンドとして、有名なジルコニア(酸化ジルコニウム)と言うのを生成します。これが、あの有名な稲盛さんの会社、京セラの主要な仕事です。人口宝石は、高温、高圧の中で生成されます。

 2700度などという高温では、もちろん、水も通常の水蒸気の形ではなくて、透明な段階となっていて、水素と酸素の、切れ目など、容易にできていると推察されますので、そこに浮遊している酸素を吸収して、酸化ジルコニウムが精製されて、余った水素が大量に出てきます。

 それが、弁を開けているものですから、建屋内に充満したのです。建屋内には、水ではなくて、空気が充満しています。空気中には、酸素が10何パーセント含まれているはずです。それと反応したのですが、その反応熱が非常に高かったので、厚さ一メートルの鉄筋コンクリートは破壊されたのです。
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 ところで、この一号炉は、1971年に稼動を始めたそうです。となると、設計・施工は、1960年代に既に行われていたとなります。

 その前に、アメリカ側から売り込みの企画が持ち込まれるわけでしょう。それは既に1950年代、つまり、私が子供だったころから行われていた可能性はあります。
 吉田茂、岸信介、池田隼人、佐藤栄作、田中角栄、あたりまでに導入の基礎ができて、その後の総理大臣は流れに沿って、イエスマンとして、原発導入の仕組みはできたと感じます。でも、その折衝がまとまる前の段階では、折衝自体がマスコミには公表をされていなかったのだろうと、感じます。
 
 ただし、アメリカ側(またはGM側)が折衝を求めなかった首相もいるでしょう。いわゆる文化人首相、または、信念のアル首相、または、信念がなさ過ぎる首相のときには、折衝を求めなかったと感じます。
 こういう点を誰か、学者がきちんと実証をしてもらいたいものです。

 アメリカでは公文書が公開されたりして、後日真実が現れるという事が多い模様ですが、日本も、そうなってもらいたいものです。
 
 ここで、本日の文章は完成とさせていただきます。

   2011年、3月13日、(ブログの更新日時だけは、12日の深夜となっています。そのときに、3分の一ができていましたので)             雨宮舜
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