銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

都の職員は守られたが・・・・・下請け作業員は守られない、△

2011-03-26 15:34:44 | Weblog
前の日に書いたものに対して、以下のコメントを頂きました。
これを書いた方は、下請け作業員、ご自身か、その友人でしょう。

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感想 (考) 2011-03-25 07:52:55

新潟柏崎市には、福島原発事故から逃げて来た作業員が千人居ます。
今、新潟の原発作業員は延べ、212人が福島原発へ行き作業をしています。
もちろん危険作業です。

しかし、全国レベルでの報道はしてくれません。
中には、魚の缶詰め1つと水だけが1日の食事だった、という作業員もいました。

この不公平さが現実です。

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今、東電の下請け企業の作業員のことが、協力企業と言う美名に換言されています。
が、事実上、人権が保障をされていない立場である可能性があります。

それを、隠蔽するために、協力企業という美名で呼ぶのです。

ドイツが、原発、見直しに踏み切ったのも、あるジャーナリストの『最底辺』という著書の中に、原発の下請けで作業する立場に、潜入してルポルタージュを書いたものがあり、それが、大いに寄与していると、私は考えています。

今、日本のジャーナリストたちは、原子力保安委員会の記者会見は取材しています。
それから、東電の記者会見も取材をしています。

それから、二本松(福島第一原発から、20キロ以内)の乳牛生産者等を取材しています。が、一番過酷なところに置かれている、これら、下請け企業のことが一切、秘密裏(秘密裡)に処理されています。

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 それにつけても思い出すのは、東京消防庁の職員に対して、『早く帰りすぎる』と、文句を言った(それが、海江田大臣本人なら・・・・・菅首相の身代わりだったら、また、批判も変わってくるが)、海江田大臣のことです。

 その無知にあきれたのが前報ですが、

 今、最後の方に重要な言葉を書き添えました。で、それを入れて完成とします。で、タイトルの右側に、三角を入れました。

 が、それが、大切なので、次の文章、つまり、スクロールすると、この上に来る文章へ、それを、もう一度使います。それはあしからずご了承くださいませ。

 それでも、都知事が、海江田大臣に抗議をして、かつ、猪瀬副知事が、この間の経緯について、インターネットで何らかの発言をされたそうで、それは、都職員を守ったという事となります。

 東京都はあくまでも、福島県側へ奉仕をしているのですから、それを、家来のごとく扱う発想はいけません。石原都知事は、漫画の表現規制他で、おかしい動きをすることがあるけれど、ここでは、立派な上司です。

 でも、下請け作業員は、今のところ、その人権を、誰も守ってあげていません。誰からも守られていません。

 そういう(もしかしたら、抗議も逃げることもできない)人に、臨界程度の危ない場所に行かせて居る東電と、保安委員会のむごさを、私は、常に問題にしたいのです。
 それを、「逃げなさい」という言葉で表しているのです。

 では、今日は短くも、これで、終わらせていただきます。本当は全・福島・県・人および、茨城・県・人、および、宮城県人、他の近県・人に対して述べたいことがありますが、それも抑えて終わります。今日はここで、終わります。

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 なお、上を書いたあとで、ウエブ・ニュースを検索しているうちに、下の記事を見つけました。

 「私たちは最後まで戦う」=心身極限も、職務全う=福島第1原発復旧で東電社員(時事通信) - goo ニュース

 この様な記事は、時間がたつと消えることがありますので、要約すると、東電の社員は、非常に苦しい立場だが。最後まで戦うとあります。

 しかも、「事態は、長期化する可能性もある」と書いてあります。そんなことは、私には12日の時点で、<一号炉の建屋が、爆発で、吹っ飛んだ時に>既に、わかりました。相当な損傷が、ありと、あらゆるところに起きた可能性があり、これは、廃炉も廃炉であり、「早急に、人間は、逃げないと駄目だ」と感じています。

 常にそういう方向で、このブログの世界では、文章を、書いています。政府は、福島県の住人に対しては、バス、または、マイクロバスを用意して、早急に自宅へいったん帰宅をさせ、すべて、重要なもの、そして、手に持てる限りのものを持って、20年間はここへは、帰ることができないつもりで、退避しなさいと、13日に既に言うべきでした。

 今、ジャーナリストが政府を責めていますが、原発とか、核燃料に関してはそれほど、大きなタブーが(いろいろあり)、政府も、真実の方向へは、簡単には、動けないのも察知できます。が、ことは、大きな人権問題であり、すべての人間をそこから、早急に立ち退かせないといけません。

 大爆発の可能性を、秘めている場所なのです。そして、可逆性はない。どんどん進行するだけです。なだめても、なだめても、なだめきれないものが核燃料と言うものです。

 ところで、東電の社員も決死の覚悟でご立派ですが、写真を見ると、中央コントロール室で、懐中電灯を照らしながら、機器を確認中のようです。

 しかし、中央コントロール室は、万一の場合に備えて、核シェルター級の防御壁に囲まれているはずです。でも、下請け作業員の作業している場所はそういう場所ではありません。

 この記事そのものが、私の「逃げなさい」という意見を、否定するものです。

 が、そういう方向へ、すべてが、飼いならされてきているのが、日本なのです。日本は非植民地国であり、この、今始めて大勢の国民が、その危険性に気がついてきた核燃料を、大量に押し付けられ、買うように仕向けられてきた国なのです。国民が汗水流して稼いだお金で、これを、大量に買うことを求め続けられてきた国なのです。

 そして、その事実を隠蔽するために、今となっても、私の意見を否定するようなニュースが作られます。

 ただし、何度でも言います。世界は固唾を呑んで見守っています。が、一方で、知識人は笑っているでしょう。きっと、あざ笑っています。なんと、ばかげたことをしているのだと。どうして、早くそこから、撤収をしないのだと・・・・・きっと、笑っているでしょう。ほめているというニュースが多く伝わっていますが、それは、大爆発の来るのが遅れれば遅れるほど、理由を他のところへもっていきやすくなるからです。

 24日にこれからは、人為的ミスを恐れないといけない』などというニュースが出てきました。それこそ、核燃料そのものが持つ、どうしようもなさを、別の問題へすり替える論理です。その手の記事は本当に残念です。
   2011年3月26日、      雨宮 舜
コメント
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