こんばんは
今日は仕事の後、看護師さんの送別会をしておりました。
看護師さんもそれぞれ様々な場所に行きますが・・・・うちの病棟に残る人は若いほうから数えて10名位という状況。
厳しいなぁ。
来年度6年目までが師長、副師長を除くと現場の看護師という状況。
あとは人数的にも少なくなるし、どうしたものかしらね。僕は僕で…あと4か月ほどで大学からいなくなりますしね。
大学からいなくなるに当たり、状況を改善しておきたいのですが…なかなか状況改善というのは難しいです。
昔・・・僕がいた職場でも、少しの改善で満足する人が多かったですし、その先を見ることはなかったように思います。
今の場所では・・・改善という状況を作るのは不可能ではないかもしれませんが、実際問題・・・・僕が行うことではないのかもしれません。
それに僕はどちらかというと「成せば成る」という考え方なので・・・。
ふぅ・・・ 看護師さんの送別会で飲みすぎましたw
少し軽い話題を書いてみたいと思います。
さて、僕はよく呼吸不全の時にモルヒネを使用します。呼吸不全で救命可能だと思えば、まず挿管して人工呼吸器管理をします。
積極的に人工呼吸器管理に持って言った患者さんで抜管できずに・・・亡くなられた患者さんは僕の記憶の中ではICUに言った患者さんだけです。挿管を積極的に行った患者さんでは、僕はほぼ全員抜管できていると思います。
しかし、様々な状況で挿管しない患者さんもいます。
そのうちの一つは「緩和ケア」を行っている患者さん、もう救命するのは難しい「末期癌」の患者さんなどです。
逆を言えば「救命確率」があるなら、かなり積極的・かつ早期に挿管します。
しかし、他の理由で挿管を極力しないという患者さんもいます。
例えば先日、FDP249まで上昇していたため挿管できずに「モルヒネ」を使用することで逃げ切った患者さんもいます。出血が怖すぎたもので・・・・。あれはモルヒネをうまく使わなかったら患者さんは助からなかったでしょう。
他にも「挿管はしたくない」といった患者さんをモルヒネをうまく使用することで逃げ切ったことがあります。
モルヒネという薬、僕は疼痛管理よりは「呼吸器緩和ケア」及び「積極的呼吸治療」に使用します。モルヒネは様々な理由から他の薬剤よりは呼吸緩和に使用しやすい薬です。
そのモルヒネの使用方法を…いかにして学んでいくか。こういう学びも面白いのではないかと思っています。
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さて、明日はなんとか「血液専門医」がらみの準備を終了させたいと思っています。
それでは、また。