さて、疲れているのでもう寝ようと思うのですが一点だけ。
先程「アザシチジンで困る・・・」という記事のコメントを読み思うところがありました。
どのような医師になりたいのかという話です。
基本的には現場の医師、つまり直接目の前にいる患者さんのために尽力する医師がいます。ただ、大学病院のように教育者として後世を育て、研究者として医療の方向性・将来を作っていくことが加わる代わりに、患者さんの受け入れレベルを制限する場所もあります。
おそらく通りすがりさんはこの「受け入れレベルの制限」に関して書かれているのだと思います。
現場の医師と言っても勤務医・開業医がいますし、保険会社の医師、薬剤会社の医師、産業医をベースにしている医師、いろいろな医師がいます(日本って全部ごちゃごちゃですよね。把握しているのかしら?)
さて、そんなことを書いておりますが…僕はよくばりなので「現場の医師であり続け、その上で研究などを通して目の前にいない患者さんのためになりたい」という理想を持っています。ちなみにこの理想に関して研修医のころか、学生時代か忘れましたが「京大の有名な教授」が「そんなことは(私のような)一部の人間しかできない」と言われましたw
できてるじゃんw
と思ったものです。
僕はいろいろ書いていますが、自分自身の臨床スタイルは大好きです。診断から治って外来通院が要らなくなる、もしくは最終的に亡くなられるとしても、その最後をできるだけ安らかに過ごせるように緩和ケアを行う。そこまで大学病院でやれるのは普通の診療科ではないでしょうし、大学病院でもうちを含めたいくつかくらいじゃないでしょうか。
そこで学ぶことも多いですし、患者さんと最後まで向き合う医師でありたいと思います。
また、しかしながら「研究」を通して世界中にいる人のためになりたいとも思っています。
そうでなくては「生物学者志望」が「医師」になった甲斐がないですから。
そういうことで、理想は高いですがまだまだ30代。高みを目指して頑張ります。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
P.S
どうでもいいですが、新婚旅行先で
「わかいね、新婚旅行」
「はい、そうです」
「待って。年齢あてるから・・・。25歳」
「もうチョイ上」
「27歳」
「もっと」
「私が30歳だよ。もっと上かい?」
「33、今年34歳です」
「本当に?」
そんな会話がありましたw