Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

明治村・旧三重県庁舎

2010年03月11日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(中日本)

 

 

 

昨日、ショッキングなニュースがありました
鎌倉の八幡様の階段の手前の大銀杏が、根元から倒れてしまったというニュース・・・
映像も見て、なんだか悲しくなってしまいました。
自分の記憶がないくらい小さな頃から、
家族でお参りした時に写真を撮っていた場所でした。
推定樹齢1000年だったのですね~。
いつか倒れる時がくる・・・なんて考えもしていませんでした。
鎌倉時代から、もしかしたら、もっとその前から、
ずっとずっと人間模様の歴史を見続けてきた大銀杏。
倒れた大銀杏の木、どうするのかな・・・

                     


それでは、また明治村のお話に戻ります・・・
旧三重県庁舎 《重要文化財》
旧所在地 三重県津市栄町 建設年代 明治12年(1879)

明治4年(1871)の廃藩置県によって始まった地方行政で
県庁舎が造られるようになりました。
中央から派遣された県知事が、新しい洋風の新庁舎を建設するようになり、
この三重県庁舎も明治9年(1876)、県知事岩村定高によって計画され、
地元三重県の大工清水義八を中心に造られ、12年に完成しました。

この旧三重県庁舎で、ちょうど、迎賓館赤坂離宮の家具を展示した
「華麗なる宮廷家具展」が開かれていました
あの素敵な迎賓館の内部は、一般公開されていても、なかなか見学する機会がないので、
一部の家具だけでも見られるなんて、嬉しい~♪

展示品の撮影もOKでしたので、頑張って撮ってきました~!



迎賓館赤坂離宮は、明治42年に竣工。
大正天皇の皇太子時代にお住いとして造られました。

欧米の技術を取り入れながら、国内産業の発展、伝統技術の維持向上のためにも
当時の技術を総結集して、宮内庁技師、片山東熊の指揮下で建築されました。

昨年2009年に創建100年を迎え、近代建築で初めて国宝に指定されたそうです。






迎賓館赤坂離宮のいろいろな広間で使用されている、椅子の展示。
使われている生地も素敵です。楕円形のフットスツールも可愛い~






迎賓館赤坂離宮の多くの室内装飾は、
18世紀のフランス様式(ルイ15世・ロココ~16世・ネオクラシズム様式)が多く、
家具は16世紀イタリアを中心としたルネッサンンス様式のデザインが多く取り入れられています。



フランスから輸入されたものが多いそうですが、裏には菊の御紋が織りだされているそうです。




以下は、「宮廷家具展」の展示ではなく、旧三重県庁舎の内部です。










お昼には、明治村食堂でランチ。
明治村内には、あまり、食べたい!と思うレストランがなくて。。。
せっかくなので、名古屋にちなんだお料理を食べようと思い、
夫は味噌カツ、私はどて煮丼、家族も名古屋弁当、きしめんetc選んでいました。
私の、どて煮、私はてっきり、「牛スジのどて煮」だと思い込んでいたのですが、
名古屋のどて煮は、ホルモンなのですね~!!
ホルモン、苦手なので・・・八丁味噌ソースのかかったご飯だけ食べました

 
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