笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

言葉

2010-07-01 21:21:20 | Weblog
私「バレーボールを鉄の熱い玉だと思ってね」「その玉を持ったりするとどうなる?」
子ども「やけどする」
私「そうだよね」「だから、やけどしないようにオーバーパスをしようね」

 オーバーパスの練習で、こんなやりとりを子ども達とした。ボールを持たない、すぐ飛ばす、などという言葉は、子どもには入っていかない。子どもが興味をもつ言葉、感覚やイメージしやすい言葉というのが、特に小学生では重要だと思う。まして、2年生や3年生がわかる言葉、すぐにできるような言葉というのは、簡単なようで実に難しい。

 草野塾頭が、先日のブログで言葉について書かれていた。
『技術指導も心の指導も言葉が大事。わかる言葉、伝わる言葉が大事。特に、初心者ほど言葉で選手は変わる。それは工夫しないとできない。工夫とは努力のこと。簡単な言葉であっても、原理原則に裏打ちされたものであること。』

 本当に言葉は大事だと思う。私の言葉一つで子どもは悪い体の使い方を身につけるか、正しい使い方を身につけるかに分かれると思うと、本当に原理原則に基づいていないと行けないと思う。だから、指導者はもっともっと勉強しなければならないと思う。日々努力。
コメント (1)
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