笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

声かけ

2010-07-03 17:42:18 | Weblog
 きのうの練習では、私がついてからはほとんどレシーブ練習に費やした。カメステップからバナナレシーブへとつなげていった。ほとんどの子が正しく体を使えていないためにはじくことが多い。一つは、ボールを見てしまうために、手が先にいってしまい、足が動きについていっていないこと。ある子は片手だけがいっている。レシーブのときの目線がボールの方を向いてしまう。などなど、正しい体の使い方を教えるが、それが一人ひとりに球出しをすると意識してもなかなかうまくできないようだった。
 それから、周りにいる子達がただぼーっと見ていることが多いのが気になった。そこで、励ましやもっとこうしたほうがいいよという声かけをたくさんしていこうと話をした。すると、周りからどんどん声が出るようになってきた。ところが、一人ひとり見ていると、声は出しているが、床に向かってただ出している子も見受けられた。そこで、相手に届くような声かけをしていこうと話した。
 子ども達を見ていると、やらされているという感じを受けることが多い。それは、そういう指導をしているからなのだと思う。言われるとできるが、言われないとできない。だから、私はこの練習の目的はこうだからと説明をしている。何をどうしたらいいのかということがわかっていないとただ練習をしていることになると思う。
 この間から、言葉ということにこだわっているつもりである。私ができる工夫によって、子どもは変わるか、変わらないか、上達するか、変なクセをつけたままになるか、ずいぶん違ってくると思う。しかし、かなり難しいことも確かである。だから、日々努力。
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