笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

意識

2010-07-07 23:04:42 | Weblog
 きょうは、前回の反省から、もう少し段階的に指導を試みた。特に、オーバーパスでは、ウサギパスを意識させるように何度も何度も話をした。今までは、そのあたりもやっている子はやっているが、常に意識させないと身につかない。意識にも段階があると草野塾頭は言っている。確かにそうだと思う。6年生あたりは、意識していてもそれは確認程度だったりするが、3、4年生あたりは、意識をしても体をどう動かすのか、細部にわたって意識するところが一人ひとり違う。また、一つのことを意識するのか、2つのことを意識するかでもずいぶん段階があると思う。意識が無意識になり、自然体になるように体がスムーズに動くようになるには、いろいろな段階を経てなるのだなと子どもを見て改めて感じる。
 また、一人ひとりにどう意識させるかは、全体への指示と同時に一人ひとりかける言葉を変えていくことも必要だと思う。子どもによって、ウサギパスを意識してもウサギパスになっていない子もいる。そういう子には、より具体的に入っていきやすい言葉を選んでアドバイスをするようにしている。
 一人ひとりを大事にするということは、一人ひとりに合った指導を心がけることなのではないか。一人ひとりを大切にすることが、チームをいい方向へ導くいく上で最低限必要なことなのだと思う。日々努力。
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