笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

主体性に任せる

2009-11-19 23:17:37 | Weblog
 このブログも昨日でトータル訪問者数が2万を超えた。こんなブログでも誰かが見てくれるというだけで励みになる。コメントをいただけるともっと励みになる。背伸びすることなく、日々自分が思っていることや感じていることを心を込めて書き続けていきたいと思う。
 さて、きょうの練習では用事があって練習に来られない子が2名いた。練習の中で3人組、4人組などの少人数から6、7人の組までチームワークというものを子供たちに築いてほしいという願いをもって練習に取り組ませた。
 モーションバランストレーニングから、昨日私が言ったことを確認するように声をどのようにかけるかを相談している組もあった。ランニングレシーブでは6人と7人の組に分かれて行わせた。途中で、どう動いたらいいかを自分たちで確認させた。とにかく、子供たちの主体性に任せるようにしてみた。
 後半は、先ほどの6人と7人で試合を行った。6人の方は、6年生が2人、5年生が2人、3年生が2人である。7人の方は、6年生が2人、5年生が1人、3年生が4人である。偶然ではあるが、ほぼ力は均等になったように思われた。試合の前に、子供たちにはポジションとサーブ順を考えさせた。そして、それぞれでチーム練習を行わせてから試合を始めた。
 1セット目は、最後までもつれる形で一人ひとりが本当にいいプレーをしていたが、7人の方が取った。2セット目は、サービスエースで得点を広げ、アタックコースを読んだレシーブで攻撃につなげた6人の方が取った。3セット目は、7人の方が6年生が前衛に出てきて攻撃的な布陣で取った。
 セット間も自分たちで話し合わせるなど、私は審判をしながら子供たちのプレーをほめるだけだった。
 こういった実践形式の練習を行うことで、コート上での動きが身につくと思われるし、自分たちでどうミスを切り替えるかなど、それぞれの方法で行っていた。3年生は、周りに引っ張られる形ではあるが、徐々にコート上でチームの一員として動けるようになってきている。6年生は、様々な場面で自分の持てる力を発揮していた。この積み重ねが基本から応用へと発展させるのではないかと信じて、これからも子供たちにいろいろな課題を与えたいと思う。日々努力。
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声をつなぐ

2009-11-18 23:19:20 | Weblog
 久しぶりの練習である。私はいつもよりは体育館に行くのが遅くなった。練習には、全員練習が来ていた。けがをしていた子もようやく通常通りの練習ができるようになり、これで全員がそろって練習ができる。
 子供たちはちょうどサーブレシーブの練習をしていた。久しぶりの練習ということもあり、途中から3人一組でモーションバランストレーニングを行った。そのときに気がついたことがあったので、一度集合させた。それは、組によっては「ハイ」などと言いながら、声をつないでボールもつないでいた。かたや黙ったまま黙々とやっている組もあった。そこで、せっかくチームでやっているので、お互い気持ちを合わせることやつなげる意味でも声をかけ合っていこうと話した。その後、その組でバウンドバックパスを行ったが、よく声をかけたり、6年生は至る所で下の学年の子に対して、随時アドバイスをしていた。
 それから、そのままの組で3対3の実践練習をした。徐々に3年生がチームの一員として動いている。
 6人レシーブをAクラス、Bクラス交互に行い、約束事を確認した。また、ポジションを変更した部分もあったので、動きの確認も含めて行った。
 最後は、AとBに分かれてライトからの攻撃に対する守りからつなぐ練習を繰り返し行った。Bクラスは、3年生が混じっていることを感じさせないくらい、声をかけ合って、ねばりのあるプレーをしていた。反面、Aクラスの6年生たちはそつないけれども、粗さも目立っていた。個人のスキルを上げることはもちろんだが、6人の動きにばらつきがあることも確かである。今後もAとBがお互い刺激し合って全体的なレベルアップを図りたいものである。日々努力。
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反省を生かす

2009-11-18 00:08:58 | Weblog
 きょうは昨日の反省を生かして過ごそうと思った。まず、朝起きて、新たな一日が始まることにありがとうと心の中でつぶやいた。今までは、反省してもそれを生かそうと実際に行動に移すことはまれだった。だからいつまでも未熟なのだと思った。そこで、朝から感謝の気持ちで過ごそうと思った。妻が、朝ご飯を作ってくれることにも感謝の気持ちを込めて、「いただきます」と言った。職場に行くときにも家族に「行ってきます」。学校に着くと、会う人に「おはようございます」。子供たちとかかわれる喜びに感謝。同僚と一緒に仕事ができることに感謝である。
 感謝の気持ちがあるとあいさつが伴ってくる。きょう一日、そういう気持ちで過ごすととてもさわやかで、自分自身を律することができるような気がする。今までの自分がいかに傲慢で、一人で何でもやってきましたという振る舞いだったことに気づく。周りの人に支えてもらって当たり前のように思っていた。しかし、そうではない。いかにこんな自分でも周りに人が支えてくれて、思ってくれていることに改めて気づくことができた。本当に浅はかな自分だったと思う。
 きょうの気持ちを明日以降も持ち続けることで、新しい自分を発見できるようになりたい。日々感謝。
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感謝の気持ち

2009-11-16 22:20:57 | Weblog
 先日、職場の仲間と語り合うひとときがあった。そのときに、仲間から私の反応の悪さ、そっけない態度などの指摘を受けた。また、家庭では妻から私の心無い返事に対する痛烈な批判を浴びた。
 私は、人間として本当にまだまだ未熟であることを痛感した。人間は一人で生きてるのではない。職場でも家庭でも、至る所で私を支えてくれる人がいる、私を見てくれている人がいる。そういう人たちに私は声をかけてくれてありがとう、必要としてくれてありがとう、勇気づけてありがとうなど、感謝の気持ち、自分を取り巻く人がいて私がいるということを忘れていることに気づかされた。
 日頃から、子供たちには感謝する気持ちを忘れないようになどと偉そうなことを言っている自分がとても恥ずかしく思える。本当に律することが必要なのは自分ではないか。私自身の人間力が未熟なため、子供たちにも迷惑をかけてしまっているのではないだろうか、後援会の方たちにも迷惑をかけているのではないだろうかと思ってしまう。
 今回のことを自分への戒めとして、日々周りの人に心を配り、謙虚な気持ちで自分ができることは何かを考えて、周りの人が気持ちよく過ごすことができるように心がけなければならないと思う。日々感謝。
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学習発表会

2009-11-15 23:34:33 | Weblog
 きょうは、少年団の子たちの学校の学習発表会に行ってきた。昨年までは、子供たちのふだんの様子も把握しながらの少年団活動だった。今年度は、バレーのみの指導なので、バレーボールをしている子供しかわからない。そのため、ふだんはどんな様子かはわからないので、学習発表会での子供たちの表情やパフォーマンスから、ふだんの学習の取り組みもバレーボールも同じように一生懸命やっていることがよくわかった。一人ひとりは自分の持っている力を緊張はしながらも十分発揮していたように思う。そして、こういう場でも笑顔で取り組んでいたことがよかったと思う。
 私自身、きょうの子供たちの発表ぶりを見て、とても元気をもらった。そして、次回の練習が楽しみになった。

 さて、ちまたではグラチャンバレーが放映されており、何度か拝見した。後半、エースの栗原が戦線を離脱したことが残念だった。左膝の故障のようだが、私が推測するのもおこがましいが、あの着地の仕方では膝や腰に相当な負担がかかるだろうと思われる。痛みをかばうために正常なほうも痛める、負のスパイラルにならないよう、バランスのいい打ち方、着地の仕方を身につけさせることが大切であると改めて感じる。
 以前は、世界レベルの試合を漠然と見ることが多かったが、少しずつ個々の選手の動きやチームの動きがどうなんだろうという視点で見ると、現在の指導に役に立つこともたくさんあることがわかった。日々努力。
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芯のある人間

2009-11-12 23:26:28 | Weblog
 子供の気持ちを敏感に感じ取る。保護者の悩みや苦しみを一緒に考える。そんなことが今の私の仕事の根幹を成していると思っている。気持ちの不安定な子、気持ちをコントロールすることが難しい子がいる。学校に行きたくても行けない子を持つ親の悩みは深い。そういった人たちに寄り添い、感じ合うことが大切だと思っている。それは、教育とか指導などという言葉では言い尽くせないくらい奥が深い。自分自身が試されている、一人の人間としていかにあるべきかをいつも問われているように感じる。
 私は、どうして教員になったのか、なぜ子供の前に立っているのか、保護者の相談を受けているのか、今更ながら考える。そして、そのことに真剣に向き合い、自分を問いただすことが必要なんだと思う。

 草野塾頭が、芯のことを言っていたことを思い出す。
『「エンピツの心を大切に・・・」。エンピツには芯ががあります。芯の周囲には木があります。芯のある人間になり、周囲に気を配れる人間になろう! 』

 まだまだ、流されやすく、落ち込みやすい、弱い人間である。だから、私は芯のある人間になりたい。周囲に気を配れる人間になりたい。日々努力。
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メンテナンス

2009-11-11 23:08:32 | Weblog
 しばらく練習がない日が続いている。私は、この機会を利用して、身体のメンテナンスを行った。一つは、1ヶ月に一度かかりつけの内科に行って薬をもらってきた。特別どこかが悪いというわけではないが、体調と体質を整える意味で漢方薬を処方してもらって飲んでいる。このおかげでずいぶん疲れにくくなってきたし、風邪もインフルエンザにもかからない体質になってきたように思う。
 それともう一つは、ここのところ仕事などが忙しく、心身共に疲れていた。どうも左肩と左膝の調子が思わしくない。いつもはごまかし、ごまかししながら過ごしていたが、きょう接骨院に行ってきた。昨日よりはだいぶん軽くなった感じだ。時間に余裕があるときにしか行けないので、今のうちに身体の手入れをしておきたいと思う。
 自分がやりたいことや仕事を続けるには、自分の体調が正常に整っていないといい仕事もできないし、自分のやりたいこともできないと思う。特に、精神的に安定しているためには、内臓や身体の部位が健康でなければいけないと思う。ここのところ、どこか無理をして、何とか自分をごまかしながらやってきたように思う。
 ここでいったんリセットして、これからもいい仕事、いい指導を心がけたいと思う。日々努力。
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ウエスト優勝おめでとう!

2009-11-09 22:16:15 | Weblog
 昨日、一昨日に開かれた道東大会で帯広ウエストが優勝したそうだ。おめでとう!自分のことのようにうれしい。全日本の大会での戦いを間近に見ているので、たぶん道東大会でもすごい戦いが繰り広げられたのだと思う。その中での優勝というのは本当に強いチームなんだと思う。先日の少年団交歓大会でも非常に攻守のバランスがとれたチームになっていることを感じた。ぜひ一月に開かれる選抜優勝大会でも素晴らしい戦いをしてほしいと思う。
 さて、うちのチームは相変わらず、のんびり、こつこつときょうも練習をした。2人一組で背中合わせでしゃがんで動くことなど、うまくいっているところ、うまくいっていないところなど様々であるが、それが楽しいようで歓声がひときわ上がっていた。
 きょうはA、B分かれてのいろいろな乱打を行った。それが、子供たちには楽しかったようである。Bの子たちの必死のねばりにAの6年生もやられてしまう場面も多くあり、またAの子たちも負けじとつないで強打を打ち込むなどして、お互いに切磋琢磨している感じである。Aの子たちも適当なプレーができないだろうし、まだまだ自分の力量を高めていかなければならない。Bの子たちは、月末に行われる大会に向けて、少しずつチームとして機能できるようにしていきたい。
 明日から、日曜日に行われる学習発表会のため練習ができない。コーチからはその間でも身体を動かすようにと指示を受けていた。
 何のためにバレーをするのか、そのことを意識しているかどうかで、取り組み方がずいぶん違ってくるだろう。私はしっかり充電して、気持ちを新たに取り組めるように準備をしていきたい。日々努力。
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全員そろう

2009-11-04 22:42:19 | Weblog
 きょう体育館に行くと、全員の靴が並んでいた。ようやく全員がそろっての練習である。
 きょうの練習では、前回と違ったメニューで行った。モーションバランストレーニングでは、例えば「宇宙遊泳」というのを行った。3人一組で両端の人が真ん中の人の腕を支えて持ち上げながら進むというものである。それから、いもむしや人つなぎ片足跳びなど、ボールを使わないで、人とのふれあいやぬくもりを感じながら、楽しく汗をかいた。
 最近は、前半と後半の節目にこういうトレーニングを行うことが多い。そういう点では気持ちの切り替えの意味合いもあるかもしれない。
 後半は、3対3(人数によって4対4)を行った。必ずチームに3年生を入れさせている。ある組は、3年生がセッター役で残りの2人はレシーバーの形であった。最初は3年生の子はレシーブされたボールをアンダーで上げていた。オーバーに自信がないのだと思う。そこで、うまく上がらなくてもいいからオーバーで上げてごらんと指示した。すると、何とかオーバーで上げたのを6年生がつないでいた。そうやって、オーバーで上げる意識を今のうちから身につけてほしいと思う。

 練習の最後は、前回同様、複合練習を行った。特にブロックの子たちには、ブロックの入り方や手の出し方などをビデオカメラで写した姿を見せた。まだまだブロックの基本練習が必要だと思った。ブロックに限らず、セッターのトスアップやアタッカーの助走など、基本的な動きが身についていないために不安定なプレーが多いことを改めて感じる。ほんのちょっとの身体の動きなのだと思うが、それをどうしたらいいのか、自然に身につけさせるのはどうしたらいいのか、ただメニューをこなすのではなく、子供と一緒に考えながら、いい方向を見いだしていきたい。日々努力。
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ポジションチェンジ

2009-11-04 00:05:50 | Weblog
 子供たちが、先日の少年団交歓大会の反省を書いて提出してきた。わざわざ私が言わなくても自主的に反省するようになってきたことは少しは成長していると言えると思う。
 その中で、セッターの子の反省がとても興味深かった。内容は、1本ミスると次は上手に上げなきゃとか変なことを考えたこと。一つのミスでその後はうまくトスが上げられず、自分で焦ったり、切り替えられなかったこと。一人で困ってみんなに声をかけられなかったこと。そんな思いを引きずっていたが、次の試合でバックをやったことがよかったこと。久しぶりのバックで緊張したが、楽しい緊張だったので気持ちが楽になったこと。

 私自身、この子の気持ちを考えると切り替えが必要だと感じたので、セッターばかりではなくバックなどをさせてみたかった。その子は、その後セッターに戻して試合に臨ませた。すると、多少はミスもあったが全体的にはうまく気持ちを切り替えてプレーをしていた。
 
 子供たちには、それぞれのポジションでプレーの精度を高めていってほしいと思っているが、ずっと同じポジションばかりでは、逆にモチベーションや新鮮さなどが薄れてしまうのかもしれないなと感じるときがある。そういうときは思い切って、ポジションをチェンジすることで新たな発見やおもしろさを私も子供たちも感じることができるかもしれないと思う。
 固定概念にとらわれず、いろいろな可能性、破壊と創造を繰り返しながら、バレーボールを追求していきたいと思う。日々努力。
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