笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

いつもと違う練習

2009-11-02 23:52:15 | Weblog
 きょうはとても寒い日だった。身体が温まってもすぐに冷えてしまうほどだった。
 私が行くまでは、指示をしていた通りのメニューをやっていたようだ。私が体育館に行く頃はだいたい「さぁこーいレシーブ」をしている。少し気になる動作があったので、集合をかけて確認させた。それは、スプリットステップをして前に出る時に組み手をして出ていることだった。それでは、横にそれたボールは組み手をそのまま横に出すので、はじく場合が多い。そこで、ボールをとる直前に組み手にするよう指示をした。まだまだ細かいポイントはあるけれども今はそこを意識してほしかった。
 その後、しばらくはいろいろなモーションバランストレーニングを取り入れて汗をかいた。こういうトレーニングをするときゃーきゃー言って楽しんでいる。2人組、3人組、4人組など人とふれあいながらの練習なので、よりいっそう楽しいようだ。人とふれあい、感じ合いながら、人との距離感、関係づくりもしていきたいと思っている。
 レシーブについても、1人、2人、3人、4人、6人と徐々に組む人を増やして行きながら行った。特に、クロスレシーブや4車線レシーブの動きをぜひ身につけてほしいと思っている。
 後半は、先日の大会での課題を克服できるような複合的な練習を行った。アタックやブロック、レシーブ、トスを一連の動作の中でそれぞれ目的を持たせて取り組ませた。子供たちは、やらなければならないことはわかっているが、うまくいかないようだった。それでいいと思った。そこをどう工夫するか、考えてやるかは一人ひとりの問題である。やらされるのではなく、自分で獲得してほしいと思っている。私はアドバイスのタイミング、ほめるタイミングを考えることにしようと思っている。
 きょうは、いつも以上にワンパターンにならない、いろいろなメニューの組み合わせでいつもと違う練習にしたつもりである。そして、次の練習が待ち遠しくなるような練習にしたいとまたいろいろ考えていきたい。日々努力。
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意識次第

2009-11-01 22:20:13 | Weblog
 草野健次著「指導者の人間学」より、
「これは難しいぞ、と思えば本当にそうなってしまう。これはいけるぞ、と思えば本当にそうなる。
 ~何でも意識次第!意識はプラスに使うことだ。特に指導者はマイナス発言は慎んだほうがいい。ミスや失敗の指摘、原因の指摘はすべてマイナス用語。だから、「Aをさせたいなら、Bをさせろ!」という発想になってくるのである。~」

 最近は意識をプラスに使うことを考えるようにしている。最近の子供たちは、やってもいないうちから「できない」「無理」ということを口癖のように言うことが多いと感じる。そういうマイナスの意識では、これからの厳しい社会では生きていけないだろうと思う。そういう意識をできるだけ、プラスに持って行けるよう、自然体バレーのあらゆるドリルを取り入れている。今の少年団の子たちは素直にそのドリルやメニューに取り組んでいる。できないと言う前に楽しんでいる。そして、徐々にできるようになってきている。3年生の子たちも今では、6年生と同じメニューをこなしている。そして、徐々に基本の動きを身につけつつある。やればやるほどスポンジのように吸収している。
私はついミスを指摘しがちになるが、最近はどこに原因があってミスにつながってしまうのかを考えるようにしている。問題をどう解いたらいいのかという思考で指導を考えるようにしている。なかなか答えが見つからないでいる場合もあるが、それがまた楽しいのである。簡単にはいかないからかえっておもしろいのだと思う。そんなことを感じながら、子供たちとバレーをしたいと思う。日々努力。
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