笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

来てよかった!

2010-07-19 23:50:42 | Weblog
 弘前での3日間のバレーボールアカデミーが終わった。充実した3日間だった。実に3年ぶり草野塾頭のライブは本当に来てよかった。目からうろこのことばかり。今までわからなかったことや新しいことなどが満載だった。ちょっとした休憩の時間、昼食の時間、懇親会など、至る所でバレーの話や人間学の話などが聞けて、自分自身が鍛えられた思いである。 
 今回、参加してよかったこととして、一つは弘前の関係者の方々の温かい心遣いだった。見ず知らずの北海道から来た者を久しぶりに会った者のように自然に迎え入れていただいたことに感謝である。これも、自然体バレー塾の魅力なのだと思う。自然体バレーを志す仲間だからこそ、仲間を大切にすると思いを強く感じた。
 もう一つは、今回は自然体研究会のメンバーの方にもお会いすることができたことである。MLメンバー同士ということで、初めてお会いしたのに心はつながっているような気がして、何の隔たりもなく接してもらうことができた。これも自然体バレーのすばらしさだと改めて思った。 
 出かけるときは、自分の身の回りの方々に感謝であり、弘前では草野塾頭をはじめ、そこにいらした方々、そして子ども達に気持ちである。
 草野塾頭が、常日頃「旅に出ろ、人に会え、本を読め」と言われることが身にしみてわかった思いである。そして、自分を成長させるためには必要なことだということがわかった。また、機会があったらバレー塾にはぜひ参加してみたいと強く思った。日々努力。
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弘前1日目

2010-07-17 23:46:56 | Weblog
 昨日、夜行はまなすに乗り、弘前に今朝の6時35分に着きました。その後、私はサウナ・温泉に入り、バレーボールアカデミーまでの時間をゆったりと過ごした、バレー塾での様子は後ほど詳しく書くことにします。
 私にとって初めての土地弘前。弘前の方々のイントネーションの違いにとても温かさを感じました。明日もしっかり吸収します。日々努力。
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つながり

2010-07-15 23:31:24 | Weblog
 最近、練習に行くと「うちの子どうですか?みんなとうまくやっていますか?」などと練習に来られたお母さんから聞かれることがある。また、私の方から「おうちでバレーのことや友達のことを話していますか」などと来ているお母さんに話しかけるようにしている。 私は、保護者の方が安心して、子どもを少年団に預けてもらえるよう、また信頼して少年団に入れてもらえるように心がけなければならないと思っている。
 それから、今の子どもの状態がどうなのか、気持ちが揺らいでいないのか、人間関係はどうなのかなどを保護者の方から情報を得たいと思っている。
 保護者の方々は、いろいろな思いを持って子どもを少年団に入れていると思う。そして、バレー少年団に入れたことで子どもの成長を願っていると思う。試合に勝ったとか負けたなどの結果だけでなく、例えば少年団に来ると子どもの話ができる、体のことがわかる、ほっとするなど、子どもの保護者も入れてよかったと思えるよう、これからも日々つながりを深めていきたい。日々努力。
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先生!おそい!

2010-07-14 21:10:56 | Weblog
 ここのところ更新ができなかった。書くことはあってもブログに向かう前にやらなければならないことがあった。忙しい、たいへんだと思わないようにしている。だから、そういうことがブログの更新のできない理由にはしたくない。書こうと思えば、寸分を惜しんで書けたのである。そこが、まだ自分の甘いところである。
 さて、きょうは練習日。しかし、体育館に行った頃は練習を終えて片付けをしているところだった。「先生!おそい!」と何人もの子ども達に言われた。申し訳ないと謝った。しかし、そういうふうに言ってくれたことが少しうれしかった。私が今のチームを指導するようになって約4ヶ月である。私のことを少しは受け入れたもらえているのかなと思った。
 きょうの練習は遅れると思っていたので、あらかじめ私が立てた練習メニューは渡しておいた。最近取り組んでいることなど、子ども達でも無理なく取り組めるように組み立てたつもりである。どうだったのか子ども達に聞くと、メニュー通りに進めたようである。 今度の金曜日も練習につけない。土、日のローカル大会(ブレイザーカップ)にも行けない。理由は、弘前で行われる自然体バレー塾に参加するためである。学期末の忙しい中であるが、周りのみなさんの理解があって行かせてもらえる。感謝、感謝である。そのためにも今できること、やらなければならないことをしっかりやっていきたい。日々努力。
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目標の達成

2010-07-10 23:25:34 | Weblog
 きのうのサーブレシーブの練習では、段階的なことを話をした。前に落ちるボールをあきらめてとれない、とらないプレーをしている子がほとんどである。このようなプレーを技術面ばかりで指導しても難しいと思った。子ども達の何とかしようという気持ちも大切だと思う。そのときに、「がんばれ!}とか「何とかしろ!」とか、「手を出せ!」というのはあまりに抽象的すぎると思ったので、子ども達を集めてこう話した。難しいと思うボールをセッターに返しなさいとは言わない。難しいと思うボールをまず触る。次に触れたらボールを上げてみる。上げられるようになったら、セッターに返す。だから、まず触ってみよう。それでいいよ。と子ども達に話した。
 そして、実際にレシーブするときに何とか触ろうという姿勢を見せる子が増えてきた。また、触ったかどうか微妙なプレーには「触ったか?」と聞いた。「触れません!」という返事。「次は触るぞ!」「ハイ!」そんなやりとりをしながら練習をしてみた。
 どこのチームでもやっていることだと思う。しかし、プレーも大事だが、指導者と子どもとのコミュニケーションが大切だと思った。また、目標を達成するというのはどういうことかということも体感してもらいたかった。日々努力。
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可能性

2010-07-09 21:04:52 | Weblog
 きょうは、いつもと違うモーションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングを行った。例えば、うつ伏せになって、ボールを持ち、バウンドをして、それをすかさずアンダーで上げて、背面でキャッチするというもの。4、5月に行ったときには、そできない子どもがほとんどだったが、きょう久しぶりにやってみると、できるようになった子どもが数人いたし、もう少しでできるようになりそうな子も数人いた。
 毎回そのドリルをやっていたわけではない。むしろ、できないものだと思って、私の方でも敬遠していたドリルである。ところが、数ヶ月のうちに子どもの神経回路が徐々にできつつあることをはっきりと感じた。
 その他にも、ボール上げて、ヘディングして、背面キャッチ。ボールを上げて、ももにバウンドさせて、すかさずアンダーして、背面キャッチなど、今まであまりやっていなかったものを多く取り入れてみたが、「できました!」と喜んで宣言している子が多くなっている。
 私は、目の前にいる子ども達はいろいろなことをさせてもあまり身につかないのかなと半ばあきらめかけているところもあった。先日、子ども達には「あきらめるな」「無理」「できない」などと言わないで、とにかく挑戦しなさい、失敗から学びなさいと言ったが、私自身にもそういうところがあったと反省である。
 子ども達はできるのである。できないのは指導者の指導が悪いからである。それから、やる気にさせる雰囲気づくりというのも大切だと思う。とにかくいろいろな子に声をかける。「おしい!」「もう少し」「やればできる」「すごい!」「やったね」などなど。
 それから、オーバーの最終形のウサギパスを徹底させた。3年生でもできるのである。それがまたかわいくも美しいのである。もちろんボールは飛ばないが、形がきれいである。オーバーに限らず、スパイクにしてもレシーブにしても正しいフォームは、無駄がなく美しい。どこかに無理があったり、力が入っているとぎこちなさを感じる。
 子ども達の可能性を信じることと指導の力量を高めることが大切だと改めて感じた。日々努力。 
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失敗から学ぶ

2010-07-08 22:06:58 | Weblog
 失敗から学ぶ。
 昨日の練習では、こんなことを子ども達に話した。今の子達は、あきらめが早い。ちょっと前のボールでもタイミングが合わなければ簡単に落とすことが多い。
 無理だ、できないと勝手に思わないこと。自分で限界をつくらないこと。できなくてもやってみようと挑戦してほしいこと。最初からうまくいくことはないのだから、いっぱい失敗すること。そして、失敗して、次はどうするかを考えること。

 レシーブ練習をしていて、少し前のボールをどうやったらとれるようになるか、子ども達に考えさせた。すると、子ども達なりに考えて、低く構えて、そこから床を滑るようにしている子がいた。考えるきっかけ、時間を設定すると子ども達はやってみるし、考えることができる。こうしなさい、ああしなさいと指導者が言うのは簡単である。大切なのは、子どもが理解することだと思う。言われたことはすぐに忘れるけれども、自分で考えたことやみんなで考えたことはなかなか忘れにくいのではないだろうか。そんなことを子ども達から学んだ。日々努力。
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意識

2010-07-07 23:04:42 | Weblog
 きょうは、前回の反省から、もう少し段階的に指導を試みた。特に、オーバーパスでは、ウサギパスを意識させるように何度も何度も話をした。今までは、そのあたりもやっている子はやっているが、常に意識させないと身につかない。意識にも段階があると草野塾頭は言っている。確かにそうだと思う。6年生あたりは、意識していてもそれは確認程度だったりするが、3、4年生あたりは、意識をしても体をどう動かすのか、細部にわたって意識するところが一人ひとり違う。また、一つのことを意識するのか、2つのことを意識するかでもずいぶん段階があると思う。意識が無意識になり、自然体になるように体がスムーズに動くようになるには、いろいろな段階を経てなるのだなと子どもを見て改めて感じる。
 また、一人ひとりにどう意識させるかは、全体への指示と同時に一人ひとりかける言葉を変えていくことも必要だと思う。子どもによって、ウサギパスを意識してもウサギパスになっていない子もいる。そういう子には、より具体的に入っていきやすい言葉を選んでアドバイスをするようにしている。
 一人ひとりを大事にするということは、一人ひとりに合った指導を心がけることなのではないか。一人ひとりを大切にすることが、チームをいい方向へ導くいく上で最低限必要なことなのだと思う。日々努力。
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練習の組み立て

2010-07-05 21:01:34 | Weblog
 もっと柔軟に練習をしていかないとダメではないかと感じる。もっと段階的に練習を組んでいかないとダメではないかと反省をしている。できないことをできるようにすることが指導者の役目であると思っている。では、できないことをできるように段階を踏んでいくにはどうしたらいいのか。そのあたりの引き出しがあってもそこからどんどん取り出していない。浅はかである。結局、薄っぺらな指導しかできていない気がする。

 きょうは、暑かったので、子ども達に裸足で練習をさせた。足首の強化が目的である。「いたい、いたい」と言っているが、楽しそうだった。それから、床から伝わる感覚を感じてほしいと思った。

 基礎工事をしっかり行うこと。手抜き工事をしないようにしたい。日々努力。
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交流

2010-07-04 23:08:13 | Weblog
 昨日は、バレーの指導者の方達と今度のテクニカルキャップでの内容を話し合う場に参加させていただいた。私は、このキャンプでウォーミングアップを担当させていただく。もションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングをしようと考えている。 各指導者の方達の考えていることや高校の先生の話、審判の話や全国大会での様子などいろいろな話が聞けて、非常に参考になった。
 今回は、ごく限られた人達との交流だったが、今度のテクニカルキャップ後の懇親会ではいろいろな人との交流ができることが楽しみである。
 それから、今回再認識したのは、帯広・十勝の指導者の人達は、勝つことにこだわっているもののそれだけではなく、子どもの将来を見据えた指導を心がけている人達が多いのではないかということである。それが、中学、高校へとつながっているのではないかと思う。
 私は、指導の本質は子ども達の20年後、30年後を考えた指導するということだと考えている。それは、バレーに限らず、教育でもそうである。
 先日、東レの大山加奈選手が引退を発表した。私のブログでも以前大山選手のことを少し書かせていただいた。本当につらかったのではないかと思う。数々の栄光と成績と引き替えにあまりにも早すぎる現役引退。
 子どもの将来を見据えた指導をしっかりしていきたい。日々努力。
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