見上げれば 被災地に続く 青い空
N さんはこう詠んだ。
( http://k23ot.at.webry.info/201104/article_1.html )
空からも、海からも攻められることになった。
天災ではない。人間が、未開技術と時の流れに身を任せ、自分たちで頭を固く弱くしてきたからだ。
これを天罰と呼んだ人もいたが、天罰ではない。
現代人は、だいじなことを、ちゃんと伝えるように言葉を使ってこなかった。 その場の都合や、そのときの暮らし向きに合わせることでしかものを言ってこなかった。
そのバチが当たったのだ。
圧力釜も穴が開いてしまって、猛爆発の惧れはだいぶ遠のいた。
これからよほどへまをしなければ、空からの攻めは弱まる。
しかしそれも、風まかせのこと。
見渡せば 被爆地に続く 青い海