お題目は、唱えることによって意識を集中する言葉でしょう。
唱えるためのものですから、その言葉があらわすことがらを目的にしたところで、直接の功徳も効き目もありません。
お題目だけにすがりついて生きようとするとき、人はその言葉に縛られはじめます。
何をおいても、お題目の言葉にされていることが、かなえられればよいと思いこんだとき、しなければならないことから意識はだんだん逸れていきます。
元来お題目でないことを、お題目のように唱えさせ、意識を縛りつける人心誘導法があります。
新聞やTVには、そんな言葉がたびたび見られます。
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