牛肉だけでは片手落ち、豚も並べてみなければ。
やはりスペイン産イベリコ豚でしょう。
スペイン産純血イベリコ豚 肩ロースブロック 2kg 14,210円 100g 710円相当
これなら、牛の狂価と比べればおとなしいものです。猛牛というのはあっても、猛豚は聞きませんから。
ヨーロッパの西の鼻先、豚の頭にどこか形の似ているイベリア半島で放牧され、ドングリ、牧草、球根植物、植物の根を食べて育つ豚ですから、歩くことを知らずにぶくぶく太るだけの豚とは比べものにならないでしょう。
格付けは体重増加率、一定期間にどれだけ肉と脂が増えたかで決まります。
モンタネーラという肥育放牧期間に 60%以上体重が増えたものが、「デ・ベジョータ」(De Bellota) という称号で認定されます。
ベジョータはドングリで、コロコロ太った豚とイメージが合います。
広島にも「どんぐりコロコロ豚」というのもあります。これはドングリを集めてきて食べさせるので、食わせものと言ってはひどいですが、食わせ地豚の感じです。それでも、豚舎育ちよりはずっとよいでしょう。
⇒ http://p.tl/LcVw
野外穀物飼育の「デ・セボ・デ・カンポ」(De Cebo de Campo) に相当するのでしょうか。
街路樹のマテバシイも、ただ実が落ちて腐っての繰り返しより、豚を連れてきて食べさせたらとふと思いましたが、後始末が大変です。
なんでも後始末がうまくいけば、原発即ゼロなどという夢放言も、あまり効き目がなくなるでしょう。
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