分解が理解を遠ざける話は昨日書きました。
分解に行き詰まると、方法が比較にずれていくことも書きました。
そこで、違うものは違うだけのことと言いましたが、違いを見つけるのは、はっきりした区別が必要な場合で、何でもかまわず比べておいて、どこが違うと言ってみたところで、それが何だでおしまいということです。
私はこう思います。
理解が目的なら、違いは自然にわかるだけで十分、と。
ひとから聞いた違いなど、理解の助けにはなりません。
ああそうなんだ、と思ったところで、それだけの話です。
そのとき自分の頭は、入り口の扉があいているだけですから。
違い探しよりも、共通点を見出しましょう。
お断りするまでもありませんが、見いだすというのは、聞いてみることではありません。
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