テストの好きな人は、たぶんゲーム好きでしょう。
ゲームのなかでも、正解があって答えが合っていればOKという、あてものゲームが好まれるだろうと思います。
テストは教育の場で使う道具のようなものですが、この道具の利点は、採点しやすいことに尽きます。
多くの人は数字に騙されやすいので、数字になりやすいテストが便利に使われます。
教育の場には、正解病が蔓延しています。
正解は、何かにつけて便利だからです。
ものごとに正解があるのは、ごく一部の限られた範囲であるのに、テストで正解を当て、当たりの割合が高ければ成績優秀と判定されます。
学生生徒の人格能力のある部分だけが評価される仕組みが、便利第一で定着してしまっています。
教育の仕事を労働だと思い込ませられてきた人が、労働ならまずは効率と、採点ロボットのような方法に慣れてしまったのでしょう。
テストは試験、試されることは生物にとって迷惑なことなのです。
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