・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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大根役者の語源を探る

2015年02月18日 | つぶやきの壺焼

映画にせよ舞台にせよ、監督、演出は大変な仕事です。
演じられる人間の数が、2倍にも3倍にもなるからです。

まず、脚本の中に描かれている人物が一人め、演じる役者本人が二人め、三人めは役者の演技に現れる人物です。
役者が優れていれば、一人めと三人めがすぐに一致します。

ところが、そんな役者はどこにでもいるわけではありません。
三人めの人物は、二人めの演じ方によって、すぐに変えられてしまいます。
二人めが演技という方法を持っている場合はまだよいのですが、演技の方法を待たない、自分の道具を持たない叩き大工のような役者が多ければ、さあ大変です。

脚本の中の人物などそっちのけで、ただただ演じている自分が好きという困った役者もいるでしょう。
ヘボ大工の集まりのような困役者、監督さんは腹の中で「このダイコンどもが」と呟きながら、メガホンで頭をコンコン、それが大根役者の語源と言われますが、あてにはなりません。

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