・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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鋭敏にはなっていかない味覚

2013年11月04日 | つぶやきの壺焼

子どもの時分に嫌な味だったものでも、歳をとると美味しく感じます。
子どものときは好き嫌いと言われたことが、大人になると味の好みに変わります。

大人になってわかる味というのは逆で、子どものときには敏感だった味覚が、年を経てボケてくるのではないかと思うようになりました。


味ボケ、味覚障害、つばが苦くなることさえあると聞きます。
味覚障害は、亜鉛が不足すると起きるそうです。

亜鉛が足りなくなる理由というのは何でしょうか。
亜鉛を含んだ食べ物をとらなくなったという説はもっともですが、牡蠣やアーモンドなどを毎日食べ続ける人はいませんから、だんだん減ってくる原因にはややうすいようです。

ファーストフードやインスタント食品など、偏った食生活が原因という説があります。
これは相当あたっているものと思います。
手をかけず、すぐに口に合うものだけを食べる、この習慣がいちばん効いているでしょう。
食べ物は、口あたりの好さを追求していけば、加工度と添加物がどんどん増え、その過程で、長い年月の間に出来上がってきた人体の機能に必要な何かが、抜けたり消えたりしていきます。

ふと思いました。
トタン屋根が減ったことと何か関係はないだろうか。
どうやら、脳の方にも亜鉛が回りきらなくなっているようです。

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