現実直視というものの見方があります。
目の前に起きている一つの出来事を、まっすぐそのままに見ることを好む現実直視型の人が多い民族もあれば、いろいろな見方、さまざまな解釈を試みることを好む解釈選好型の人が多い民族もあるでしょう。
地球上のどこの人も、みな同じ見方をすることはまず考えられません。
一つの言葉の意味もさまざまに使い分ける日本語を話す日本人は、よほど意識を集中しないと現実直視は難しいのではないかという気がしています。
見たいように見るのはそれぞれの人の自由ですが、視線~ものの見方・聞き方~思考様式の順に誘導されて、それが現実直視であるかのように錯覚させられると、困ったこと恐ろしいことの起きる要因になります。
現実直視のつもりが現実ではなく、その裏返しを、あるいは位相の異なる見方をしてしまうからです。
さて、現実直視型と解釈選好型、どちらに危ない人が多いでしょうか。
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