おんぶに抱っこという言葉がありますが、近ごろ赤ちゃんをおんぶしている人は見かけなくなりました。
抱っこのほうが、赤ちゃんの顔や姿勢を目の前に見られるので安心なのはわかります。
ところが、抱っこひもに赤ちゃんを引っ懸けて、スマホに夢中のお母さんを、電車の中で見かけることがあります。
赤ちゃんは両足の膝を折りたたまれ、それがぶら下げフックになって、抱っこひもに引っ懸かっているのです。
膝から上が下向きに垂れさがった赤ちゃんは眠っています。
頭はもちろん上下転倒、両手は電車の床に向かってバンザイ状態です。
もし次の駅でもそのままだったらひと声と思っていましたが、そこで降りていきました。
降りるときは、さすがにスマホを見つめながらではなく、何ごともなかったかのように赤ちゃんを抱えあげて立ち上がり、歩いていきました。
抱っこひもは通販でもあちこちで売られています。
どこかの国で作られたいい加減なものを買おうものなら、赤ちゃんがずり落ちて頭から墜落というようなことにもなりかねません。
しっかりしたものを買って、しっかり抱きかかえるように、お母さん、気をつけましょう。
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