罠には,わかりにくい罠と、わかりやすい罠があります
わかりやすい罠は、かかりやすい、はまりやすいとも言えます。
罠にはまることに欲という道連れができ、その道連れが楽しさを味合わせてくれるからです。
罠にはいろいろな道具立てと材料が使われます。
情報は、知る楽しみを求めるたくさんの人びとを呼び寄せる効果を利用した罠の材料になります。
情報の罠は、わかりやすく見せておいて、わかっていてもつい惹きつけられるように作られます。
情報の罠には、はめられてもすぐには気付かず、脳の働きが強い磁場のようなものに影響を受けて別の方向を向きにくくするという特徴があります。
テレビや新聞などの会社幹部が情報の罠にはまり、その罠を強く大きくしていくことが社の運営方針のようになってしまうと、社員は罠づくりが仕事になります。
そうなると、伝えることが正か偽か、それが善か悪か、そんなことには無頓着になってしまいます。
強靭化し過ぎたこういう罠を壊すにはどうしたらよいのか、それを考える人はあまりいないようです。
罠にはまった状態では、身動きに痛みを伴いますから。
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