職人は言われたとおり仕上げる腕を持っている。仕上がりが普通の状態でなくても、言われたとおりにすることが仕事になる。「大きな凸凹をなくして周りと同じようにしてほしい」と、見ればわかる注文をつけたら、簡単にやってのけた。方法がわかっていても、できる腕は持っていても、言われないことには手を出さない。一度ですむところに、二度手間をかける。職人気質は社長さんのあたまを痛める。
職人学
小関 智弘
講談社
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