わかっていてもはまり込めば、足を取られて抜けなくなる、愚だもの劇の筋書きがあります。
四千年にわたって、くるくるとひっくり返され作り変えられてきた、巨大な舞台装置の上で演じられる大芝居は、なかなか幕を閉じる気配がありません。
主役が代わっても、いったんの暗転で、幕が引かれずに次の演目に引き継がれます。
大陸側の隷属化にひと区切りがついて、海洋側の舞台装置作りがいま着々と進んでいます。
乗ったら終わりの地獄舞台です。
危険なつながりは、縄梯子のうちに切り落とさなければなりません。
えびす顔と、多少のほろ苦さをたたえた空気感に誘われて、舞台装置作りのお手伝いに励む人たちがいます。
目先の財に頭のしびれた政財界の人びとです。
掲げているのは、平和、友好という旗印ですが、だれからも反対されることのないこの言葉は、自己陶酔用のカラ念仏でしかありません。
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