だんまりも、相手次第で害になることがある。
カネとコトバの先立つ国が相手の場合、およそだんまりは有害となる。
いま、世界のほとんどの国はそれに該当するから、不発信は不利情報の発信に等しくなる。
奥ゆかしさが通ずるのは、むかしの大和の国、敷島のという枕詞が生きていた時代のこと。いま、沈黙は泥、ドルには逃げられ国泥棒にしてやられる。
重要事項の対外発信も、検討中でいるうちは「やってます」とつぶやいているだけの、だんまり状態に等しい。急げ、そして出来る手を素早く打て。
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