モノとしての天然資源もモノを作る技術技能も持たない国は、観光という産業に頼らなければ他国との交流ができません。
観光産業には、風景、温泉、人情、食べものがものをいいます。
日本にはその4条件が揃っています。
日本もそれならばと、製造技術を国外に持ち出し、その先で安い手間賃で外国人を働かせ、金だけを吸い上げれば楽ができそうだ、国内収入は観光でと、バカな考えをもとにした見当違いの産業放棄政策が何年か続けられてきました。
観光は楽しいものです。
それを嫌がるのは、行儀の悪い観光客で迷惑をこうむる人だけです。
私たちから見れば普通の生活習慣を持っていなかった行儀の悪い観光客も、何度も来るうちには慣行を身に着けます。
観光には、客を楽しませるだけでなく、精神的未開の人々の教育効果もありそうなことが見えてきます。
しかしそれが、何万もの人を収容して行う責苦洗脳を教育と呼ぶ欺瞞に目を覚まさせる力にはなりそうもありません。
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