バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ゲーかヤッターか

2011-08-05 15:34:01 | バネ
 卒業生の結婚披露宴会場に後輩が余興を披露しに駆けつける。こういった慣習の走りの頃、OGの結婚式に呼ばれた。新郎は体育会系バリバリだったから、列席者もスポーツマンが多かった。そこで余興を披露した後輩女子部員を指して彼らは口々に言った。「あの子達はいい目してますね。」そのとき私には、いい目というのがピンとこなかった。その後ジュニアのコーチを始め、「いい目」を見る目がついてきた。
 最近ドキッとするほど「いい目」に出会った。カナダ選手に同行してきていたコーチのAさん。哲学者の目をしていた。異文化を客観的に見つめ、バランスを保ちながら生きている人の目なのかもしれない。
 メールでしか接触がなく、是非会ってみたい人がいる。どんな目をしているのか。
 哲学者の目を身につけるのは一朝一夕にはできないけど、瞳を輝かせるくらいなら日常でもできる。バンすらいい目をする時があるのだから。バンの場合はたいてい「さんぽ」ないしはこれに似た音を口にした時に、その目はキラリと輝く。プラスイメージを持ち続ければ、目は輝き続けるのでしょう。この問題やってご覧とプリントを差し出すと、「ゲー、またさんすうー」と叫ぶか、「やったー、算数だー」と言うか。この差の積み重ねは大きい。