子どもたちにバドミントンを教える時,ずーっと声を張り上げることになる。ラケット下げないとか,足を止めないとか,左足どうしろとか,左手うんぬんといった技術指導より、とにかくずーっと言い続けるフレーズは「次の子はもっと後ろに下がってて」である。
一人ずつ順番でノックする。まずこの状況では我先にと先頭争いが始まる。今日は大きい子順にしようとか,小さい子順ね、などとぐちゃぐちゃ子ども同士が言い合っている間シャトル揃えながら待つ。しばらくして先頭が決まる。さてそこからが問題。たいていこの時二番目の子はすぐ後ろに立ち,その後ろに三番目,四番目と一塊になっている。どんなに言っても次の子達はどんどん前に出てきてしまう。
そんな中に一人分別のある子がいて,他に子に下がって待つように指示している。「ラケットあたると痛いんだよ」と説明している。
そうだね。一度痛い思いすれば次は自ら気をつけるようになるわけで、でもだからって子どもが痛い思いする危険を見過ごすわけにもいかないわけで、だからずーっと言い続けるしかない。「もっと後ろで待ってて」と。
こんな時他の大人が後ろで待つ子たちを制御しはじめると、助かると思う一方で興ざめすることもあるんですよね。
子ども同士が前後しながら、今まさに混沌から秩序が生まれようとしている。この場合はここで大人は手を出さない方がいい。ただ見ているだけでいい。
一人ずつ順番でノックする。まずこの状況では我先にと先頭争いが始まる。今日は大きい子順にしようとか,小さい子順ね、などとぐちゃぐちゃ子ども同士が言い合っている間シャトル揃えながら待つ。しばらくして先頭が決まる。さてそこからが問題。たいていこの時二番目の子はすぐ後ろに立ち,その後ろに三番目,四番目と一塊になっている。どんなに言っても次の子達はどんどん前に出てきてしまう。
そんな中に一人分別のある子がいて,他に子に下がって待つように指示している。「ラケットあたると痛いんだよ」と説明している。
そうだね。一度痛い思いすれば次は自ら気をつけるようになるわけで、でもだからって子どもが痛い思いする危険を見過ごすわけにもいかないわけで、だからずーっと言い続けるしかない。「もっと後ろで待ってて」と。
こんな時他の大人が後ろで待つ子たちを制御しはじめると、助かると思う一方で興ざめすることもあるんですよね。
子ども同士が前後しながら、今まさに混沌から秩序が生まれようとしている。この場合はここで大人は手を出さない方がいい。ただ見ているだけでいい。