
来る、来る、こどもたちやってくる。
今年度最初のサタデークラブだから、初めての子もいるので少し早めに体育館に行きこどもたちを待った。
4月から小学校の第2、4の土曜授業が復活したから、第1.3土曜にやるサタデークラブの参加は減るかもしれない。それが教育委員会の読みだった。
しかし3月末の登録数は、川間小会場は過去最高となった。
昨年度2月のクラブは大雪で、3月は学校行事で中止となっていたので、こどもたちとは1月以来の再会となった。
「みんなちょっと感じ変わりましたね。」とお姉さんコーチが参加者名簿チェックしながらつぶやく。確かに。数ヶ月合わない間に学年が一つ上がり、皆少し大人になってる。
土曜授業再開の影響がどれだけあるのか。そんな懸念を吹き飛ばすかのように、こどもたちがジャンジャン入ってくる。近隣の小学校で運動会だったので、その学校の子は欠席であるにもかかわらず、この子どもの数。どうやって2時間楽しませよう。
3ヶ月以上のブランクがあったので、ノックやったら全く当たらない子達。手足バラバラだったり、握りメチャクチャだったり。急遽手投げノックに変える。ネット前にラケット挙げて立たせ、そこをめがけて羽を投げる。こどもたちはタイミング合わせてはじくように打ち込む。これを2周やる。次はもう少し後ろに立たせ、ストレートの羽を少し強く投げる。初心者は上から落ちる羽より、コルクがまっすぐ向かってくる方が打ち返しやすいからね。
3周目のノックではいい感じの返球ができるようになり、4周目はドライブ玉をラケットで出す。
こうしているうちにシャトルにタイミングが合うようになり、スピードを乗せた返球ができるところまで「復活」した。最初無表情だった子が、笑っていた。
達成感。
自分が「やったぞ」って気分の時は往々にして空回りしていることがあるけど、今日は手応えあったね。
その分、ずーっと声だしていたから、喉が痛い。