ミッション・スクールだった高校では、クリスマス前の4週間(アドヴェント“待降節”)、礼拝堂の祭壇前にアドヴェント・クランツ(4本のろうそく)を飾り、週の初めに一本ずつ火を点していました。それを見ると、不思議と静粛な気持ちになったものです。
私のブログでもアドヴェント・クランツにちなんで、これから4回にわたってクリスマス・アルバムをご紹介していきます。
まず第一週目の今日は、ジム・ブリックマンと肌合いの似たイージーリスニング~ニューエイジ畑のピアニスト、ジム・ウィルソンの『My First Christmas with You』で厳かに幕開けしたいと思います。
奥行きのあるシンセ・ストリングスを大幅に取り入れたアレンジは、あくまでも主旋律を引き立てるように組み立てられていてロマンティック。でも、お馴染みのはずのクリスマス曲も聴き古された感じでなく、新鮮に響いてきます。伝わってくる情景は、冬の空気のひんやりとした透明感と家の中の暖炉のぬくもり---。
しかし何といっても、このアルバムの聴きどころは、ジョニ・ミッチェルの「River」のカヴァーが2テイク収録されていることでしょう。
クリスマス曲でお気に入りのインストゥルメンタル・ヴァージョンは数あれど、アルバム・トータルでということになると、このアルバムが真っ先に浮かびます。
私のブログでもアドヴェント・クランツにちなんで、これから4回にわたってクリスマス・アルバムをご紹介していきます。
まず第一週目の今日は、ジム・ブリックマンと肌合いの似たイージーリスニング~ニューエイジ畑のピアニスト、ジム・ウィルソンの『My First Christmas with You』で厳かに幕開けしたいと思います。
奥行きのあるシンセ・ストリングスを大幅に取り入れたアレンジは、あくまでも主旋律を引き立てるように組み立てられていてロマンティック。でも、お馴染みのはずのクリスマス曲も聴き古された感じでなく、新鮮に響いてきます。伝わってくる情景は、冬の空気のひんやりとした透明感と家の中の暖炉のぬくもり---。
しかし何といっても、このアルバムの聴きどころは、ジョニ・ミッチェルの「River」のカヴァーが2テイク収録されていることでしょう。
クリスマス曲でお気に入りのインストゥルメンタル・ヴァージョンは数あれど、アルバム・トータルでということになると、このアルバムが真っ先に浮かびます。