いつもは月初に届く短歌雑誌『樹海』の、新年号が昨日届きました。
編集室や印刷所、発送作業をするところのお休みの関係で前倒しなんですね。それで、来月10日締め切り分の短歌を慌てて今日投函してきました。
今回のテーマは、「信仰&クリスマス」。自分が一番人に読んでほしい種類の歌ではありますが、実際掲載された時にどんな反応が返ってくるか一番怖いテーマでもあります…。
患いて街離れたる身をもなおやさしく照らす天使の梯子
まだ互い様子見ている信徒にも挨拶すると満面の笑み
クリスマス色の装い褒むと婦人はにかみスリッパ整え去れり
クリスマス・ギフトを旦那に選ぶ友迷う姿も嬉しげに見ゆ
黙々と胡桃むく背に洗足の労を厭わぬ主を重ね見る
礼拝で「主われを愛す」歌い居て泣き崩る友の肩に手を置く
「語る時、黙する時」があるのだと詠めず祈れぬ頭に浮かぶ
(2009年1月10日締め切り分、『樹海』2009年3月号掲載予定)
編集室や印刷所、発送作業をするところのお休みの関係で前倒しなんですね。それで、来月10日締め切り分の短歌を慌てて今日投函してきました。
今回のテーマは、「信仰&クリスマス」。自分が一番人に読んでほしい種類の歌ではありますが、実際掲載された時にどんな反応が返ってくるか一番怖いテーマでもあります…。
患いて街離れたる身をもなおやさしく照らす天使の梯子
まだ互い様子見ている信徒にも挨拶すると満面の笑み
クリスマス色の装い褒むと婦人はにかみスリッパ整え去れり
クリスマス・ギフトを旦那に選ぶ友迷う姿も嬉しげに見ゆ
黙々と胡桃むく背に洗足の労を厭わぬ主を重ね見る
礼拝で「主われを愛す」歌い居て泣き崩る友の肩に手を置く
「語る時、黙する時」があるのだと詠めず祈れぬ頭に浮かぶ
(2009年1月10日締め切り分、『樹海』2009年3月号掲載予定)