先ほど、来月10日締め切り分の歌稿を投函してきました。
歌稿を毎月提出していくと、だんだんテーマを絞って投稿していくのを難しく感じます。今回のテーマは穏当に「秋」。でも、さすがにちょっと凡庸な歌が並んでしまった感が否めません。他の方なら、ブナとかナナカマドといった名前がするりと出てくるのでしょうが…。
二ヶ月後、どのように直されて掲載されますやら、はて。
待合の天窓より射す淡き陽にジュースを飲みて冷ゆる身温む
会釈すと「甘柿いかが」と言う翁に手のふさがるに辞して帰り来
台風が寒気連れ来る神無月湯冷めせぬようちゃんちゃんこ出す
芋掘りの朝に運動靴の紐通し直してきつく結びぬ
お祭りに皆で歌う「ハナミズキ」前夜に小声で練習をする
川沿いの銀杏まぶしき昼下がり作業所仲間と図書館へ行く
冷える晩独り夕餉を豪華にとクリームシチューにローリエ入れる
(2009年11月10日締め切り分、『樹海』2010年1月号掲載予定)
歌稿を毎月提出していくと、だんだんテーマを絞って投稿していくのを難しく感じます。今回のテーマは穏当に「秋」。でも、さすがにちょっと凡庸な歌が並んでしまった感が否めません。他の方なら、ブナとかナナカマドといった名前がするりと出てくるのでしょうが…。
二ヶ月後、どのように直されて掲載されますやら、はて。
待合の天窓より射す淡き陽にジュースを飲みて冷ゆる身温む
会釈すと「甘柿いかが」と言う翁に手のふさがるに辞して帰り来
台風が寒気連れ来る神無月湯冷めせぬようちゃんちゃんこ出す
芋掘りの朝に運動靴の紐通し直してきつく結びぬ
お祭りに皆で歌う「ハナミズキ」前夜に小声で練習をする
川沿いの銀杏まぶしき昼下がり作業所仲間と図書館へ行く
冷える晩独り夕餉を豪華にとクリームシチューにローリエ入れる
(2009年11月10日締め切り分、『樹海』2010年1月号掲載予定)