前回の聞茶記事で伊藤園の《お〜いお茶 緑茶ティーバッグ》を飲んでいることに触れたが、最初の購入から切れ目なく買い続けている。ちゃんと理由はあって、今年になって移転した職場の新しい事業所は結構乾燥しているようで、かなり喉が乾くようになったからである。以前だとお茶のティーバッグは冬場しか必要と感じなかったのだけれど、今の場所に移ってからは一日通所の日は夏場でもティーバッグ1個が欠かせなくなった。
メンバーさんの中には前から《お〜いお茶》ティーバッグを愛用している方もいて、ちらっと見せてもらったら個別包装に俳句が印刷されている。それで私も欲しくなって買うようになったのだ。伊藤園のウェブサイトによれば、緑茶ティーバッグの俳句は【家族編】、ほうじ茶ティーバッグは【恋愛編】、玄米茶ティーバッグは【ご飯編】なのだとか。定価は三種類とも同じようだが、近くのスーパーで見てみると玄米茶だけ小売価格が高かった。ほうじ茶は身体を温める作用があるというし、もともと【恋愛】にはそんなに興味がない(苦笑)。《お〜いお茶》ティーバッグを初めて購入したのが4月下旬で、その頃はちょっと暖かめの日もあったから、ホットで飲んでも身体を冷やす作用があるという緑茶をあまり迷わずに選んだ。以来リピーターとなっているというわけである。
私は今まで、五回ほど伊藤園の【お〜いお茶 新俳句大賞】に応募していて、一回だけ佳作特別賞に入選したことがある。実は今年も一句投稿していたのだが、発表日の7月7日落選の結果メールが送られてきた。
まぁそれはいいとして、入選作品の発表から約一ヶ月が経ったし、全部で50句あるという緑茶ティーバッグの個別パッケージに印刷されている俳句も少しずつ新作が交じり始めたりしないかなぁ……?と期待しつつ、中秋の頃までは《お〜いお茶 緑茶ティーバッグ》を買い続けることになるだろう。
さて今回の聞茶BGMは、木下ときわの『海へ来なさい』から「団塊少女」をお薦めしておく。冒頭の写真の俳句にも詠まれたレトロな情景に通じる世界観と、暑さを濯ぐようなシンプルなサウンドが心地よい。