「くん」づけと「さん」づけのオハナシ

この春に人事異動があって、それに伴って自分に起きていることについて少々。

今までいた部署では、若いコたちを「さん」づけで呼ぶことがフツーだったのです。それが「くん」づけのほうがデフォルトな領域に来てしまった、と。
まだ慣れないというか、コっ恥ずかしいというか、若いコたちから馴れ馴れしいと思われたらどうしよう？と不安になるというか、そんな感覚。
しばらく掛かりそう。


それで、この「くん」づけ「さん」づけの呼びかたでもう一つ思うことあるんですわ。
僕は、高校時代までは、仲間から呼び捨てで呼ばれることもフツーにあって。
女子からも呼び捨てで呼ばれることもフツーにあって。
下の名前のほうで呼び捨てされることもあって。
それが、大学入学と同時に全くなくなって、仲間からも必ず「くん」づけか「さん」づけで呼ばれるようになりましたとさ。
でも、ソレは冷静に考えれば、周囲のひとから距離を置かれていたとも言えるわけですよね。きっと。
当時は、それがあまりわかってなかった。

それで、とくにここ3年くらいのウチの若いコたちを眺めていると、同期を呼び捨てで呼び合っていることが、その仲の良さがなんとなく羨ましかったりするのです。
知り合ってまだ1ヶ月強なのに、下の名前呼び捨てで呼んでいるレベルに達しているコまでいるシチュエーションに遭遇すると、そのコミュニケーション能力に驚きなんですわ。