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日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「憲法9条にノーベル平和賞を!発起人の言葉」2014年5月26日(月)No.911

2014-05-26 23:10:48 | 政治

初物のライチ(今日の文とは無関係)。

 下の実行委員会ニュースから、発起人の鷹巣直美さんの文だけ

御紹介いたします(それだけでも十分長い)。

「戦争だけはしてほしくない」

その言葉に私は100%賛成します。

――――――――――――――――――――

「憲法9条にノーベル平和賞を」  実行委員会ニュース NO.4 2014-5-16 発行

発行責任者:石垣義昭 090-9159-5363

ネット署名:http://chn.ge/1bNX7Hb

ブログ:http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/

FB:https://www.facebook.com/nobelpeace9jou

メール:c.npp4a9@gmail.com

 

  署名立ち上げの経緯について 鷹巣直美(実行委員・発起人)

 たくさんの皆様のご支援・ご協力・ご賛同により、

憲法9条を保持している日本国民が無事ノミネートされましたことを

心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 今までは言い出した者として表に立って

ご協力のお願いをさせていただいておりましたが、

だんだん家庭が後回しになり、いつの間にか、

幼い子どもたちの声が耳に入らなくなってきてしまいました。

子どもたちがまだ小さいですので、ノミネートが決定し、

4/19 アースディ東京でアピールと記者発表の場を設けていただいたので、

区切りとして、実行委員会の皆様のご協力により、

共同代表をおり、今後は1人の実行委員として

活動を支えていこうと思います。力不足で申し訳ございません。


今回「憲法 9 条にノーベル平和賞を」の取組のきっかけは、

たまたま、鷹巣だったかもしれませんが、

私の努力など本当に大した事はなく、ここまで取組を大きくしてくださり、

ノミネートまで来ることが出来たのは、実行委員会の皆様を始め、

推薦人の先生方、また世界の平和を願う多くの皆様の多大なる努力とご協力によるものです。

どうか平和を願う皆様のアイデアとして世界中に広げていただければと思っております。


『憲法 9 条』にノーベル平和賞を

~世界中の子どもたちを守るために『戦争しない』憲法9条を世界へ~

 私は幼い子ども 2 人を抱える母です。

子どもたちの可愛らしさ、愛おしさは国を超え、人種を超え、

世界万国共通だと実感しています。

でも、戦争になれば必ずどこかの国の子どもたちは

戦争に巻き込まれ、恐怖と悲しみに突き落とされます。

戦争しない憲法を変えたら大変な事になる。

自分の子どもだけでなく、世界中の子どもたちを守りたい。


 戦争は、本当に悲惨で、残酷で、そして犯罪を生みます。

戦争は本当にどこの国でも良くないと思います。

私の祖母は私の小さい時から戦争の悲惨さをいつも話してくれました。

また、私は 20-25 歳までオーストラリアに滞在・留学していました。

教会に通う前は平和活動などとは全く縁のないような

不真面目な生活を送っていました。

22 歳の時をきっかけにキリスト教会に通い始め、

教会に集う同世代の難民の人たちに出会い、ショックを受けました。

小さい時に、家族を殺され、難民キャンプで暮らしていた友人、

言葉で語れない悲惨な思いをした女性たち、

戦争に巻き込まれる悲惨さと、武器が蔓延し、

犯罪に怯えながら生きなければいけない恐怖。

どれほど自分のことしか考えていなかったか反省しました。

そして、戦争は一度始まってしまったら、

止めようと思っても止められるものではないという事実を痛感しました。

そして、「戦争しない」という決断がどれほど大事な事であるか、

そしてどれほど戦争で困っている人たちが

「戦争は止めてほしい」と願っているか実感しました。


 ただ、特定の人たちを責めたり、批判はしたくありませんでした。

何党の人たちでも、政治家の人たちには、

日ごろ難しい事をいろいろやっていただいているので、感謝しています。

でも、戦争だけはしてほしくないと思います。

だから、日本だけでなく、世界中の国に

この戦争しない憲法9条を広げるために

ささやかでも何かできないか探し始めました。

 

 EUが 2012年度のノーベル平和賞受賞のニュースを聞いたとき、

実際に出来た成果を評価するだけではなく、

高い理想に向かって進もうとしている人たちの後押しをしてくれるのだと感じました。

憲法 9 条の掲げる理想は素晴らしく、

世界中の人たちの願いであり、ノーベル平和賞に値すると思いました。

そして、この素晴らしい憲法の価値を世界で共有するために、

ノーベル平和賞はとても良いきっかけになるのではないかと思い、

2013 1 月から、ノーベル委員会に下記一文を書いたメールを送り始めました。

Please award the Nobel Peace Prize to the Constitution of Japan, especially the 9th article.

 

 1 人で数回メールを送っている時は、

何の返事もありませんでしたが、知人にネット署名を教えてもらい、

2013 5 月に立ち上げると、

5 日間で 1342 人の方々が賛同してくださり、

その署名を 2013 5 20 日に送ったところ、

翌日 5 21 日にノーベル委員会から返事が来ました。

 

Dear Naomi Takasu,

You petition list has been received, but your request cannot be granted as the deadline for submissions passed 1 February, the nomination has not been submitted by someone meeting the nomination criteria

(http://nobelpeaceprize.org/en_GB/nomination_committee/who-can-nominate/) and the nomination is not for a person or organisation.

Kind regards

Dag Kühle-Gotovac

Head of Administration

The Norwegian Nobel Institute

Sent: Monday, May 20, 2013 5:40 AM

Subject: signeture for petition: [please award the Nobel peace Prize to the 9th article in the constitution of Japan.]

 

 

Dear The Norwegian Nobel Committee

I attached the Signature 1342 people for the petition [Please award the Nobel Peace Prize to the 9th article in the Constitution of Japan !!!]from change.org.  Please accept it and please let me know you receive it.

thank you and best regards.

Thank you!

 ――――――――――――――――――――――――――――――

 

 私のつたない英語理解だと、

「署名を受け取りました。2013年2月1日の時点で

推薦条件に合った人から推薦状が提出されていないので

リクエストは叶えられません。

推薦できる条件は添付サイトの通りです。

推薦は個人でも、団体でもないのでだめです。」

と言ったような内容だと思います。

ノーベル平和賞は、推薦資格者から毎年 2/1 までに

ノミネート(推薦)してもらう必要があります。

推薦資格は、各国の国会議員や特定分野の大学教授や

ノーベル平和賞受賞者などです。

また、ノーベル平和賞は個人か団体に贈られるものなので、

憲法は対象ではありません。


 そこで、憲法にしたがって主権者である「日本国民」を団体として、

「戦争しない憲法9条を保持している日本国民」として推薦人を依頼しました。

その後、地元の市民活動をしている方に協力を求めると

多くの方々が賛同してくださり、2013 8 月に、

実行委員会が立ち上がり、賛同と推薦人の輪を広げてくださいました。

また、過去にも憲法 9 条にノーベル平和賞を願って

いろいろな方々が取組をしていたという事も知りました。


 憲法9条の理想と日本国民の現実は大きくかけ離れていると思います。

それでも、この憲法を憲法として保持してきただけでも

素晴らしい良い事だと思います。

守ってきているとは言えませんが、でも戦争しない憲法を変えていません。

それだけでもとても良い事だと思います。

そして、保持出来ているのは、戦後から今までの 70年近くに渡り、

戦争への反省と平和への願いを込めて、

大勢の方々が戦争の悲惨さと愚かさを語り継いでくれているからだと思います。

 

 そして、もし受賞された場合、誰が取りに行くかという事は、

大した問題ではないと思います。

憲法が対象にならないから、ノーベル委員会の規定にあわせて、

憲法に書いてある通りに「日本国民」としました。

ノーベル委員会が選んでくださった方が取りに行ってくれればいいと思います。


一番の願いは、戦争しない憲法9条の素晴らしさが世界中に広がることです。

憲法 9 条の目指す理想に向かうには、

1 人ひとりにとても勇気がいると思います。

すごい人がすごい事をすることも素晴らしいですが、

すごくない私たちでも、世界中のみんなで励まし合い、力を合わせて、

協力して、今の状況から少しでも理想に向かえればと願っています。


 また、「憲法 9 条にノーベル平和賞を」の取組は、

日本をはじめ世界中の人たちに、直接、憲法 9 条を伝え、

賛同と推薦を広める良い機会になると思います。

みんなひとりひとりが「平和の大使」として、憲法 9 条を掲げ、

「戦争はしたくない」「仲良くしたい」という事を国内だけでなく、

世界中の人たちに伝えていくことが、

戦争を避けるためにとても大切だと思います。

世界中に国を超え戦争したくない人たちが増え、

「戦争やめよう」の声が大きくなる事が、

本当の戦争や犯罪を抑止する力であり、

あらゆる問題の解決につながると思います。


そして、世界中の子どもたちのためになら、国を超えて、

大人同士で協力できると思います。

戦争しない憲法 9 条は世界の平和を願うみんなの願いです!

平和を願う、世界中の一人一人の小さな願いと力をつないで、

世界の平和を実現していきましょう。  世界中のすべての人たちの上に、

神様の恵みと祝福がありますように。

 心から平和への願いと祈りと感謝を込めて 

 ――――――――――――――――――

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