毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

12月22日の兵庫:神戸の真相究明集会&尼崎の食糧支援

2024-12-23 12:53:10 | 民主主義について

昨日は兵庫県で2つのイベントと集会がありました。

1つは「兵庫の躍動を止めるな」転じて

「兵庫の騒動が止まらない」となっている

斎藤知事問題の真相究明を求める県民集会(於神戸)です。

集会には主催者発表で1200人以上が集まり、

会場に入り切れなくて別の会場を用意したけど

そこからも溢れた人たちがたくさんいたそうです。

さっきニコニコ動画をちらっと見たのですが、

画面上に斎藤支持派のテロップばかりが延々続き、

コメント欄もほぼ同様でした。

彼らは非常にアクティブ且つ攻撃的です。

きっと「正義」の心に燃えているのでしょう。

「美味しい嘘(特に下世話なもの)は真実に比べ、百倍速で巷に広がる。

その後真実が明らかになっても、人々は容易にそれを受け入れない」

とはよく言われますが、

実に今の斎藤支持派に当てはまっているなあ、と思います。

私はこの事態をもたらした原因と

あっという間に味噌も糞も一緒くたに信じてしまう人々の有様を

続けて視ていくしかないと悲しいけれど思います。

私だってエラそうなことは言えません。

あの松本サリン事件(1994年)で河野義行さんが容疑者として逮捕された時、

私はてっきり犯人が逮捕されたと頭から信じたのです。

しばらくして彼が無実だったと報道されたときは、

自分がどれほど信じやすく騙され易いかを、つくづく思い知りました。

それから後は、

(自分を信じてはいけない、まず、決めつける前に

できる限り多面的に物事を調べよう、

そのためには、適当な報道ではなくできるだけオリジナルの

一次資料を見ていくことに留意しなければならない)

と肝に銘じました。

SNSは嘘と煽りに塗れて怖いと言われますが、

それはテレビや新聞でも同じです。

松本サリン事件の河野さん犯人説は

マスコミ各社が大々的に報じたものじゃないですか。

大切なのは、

「すぐ信じてしまう自分を信じないこと」

「できるだけ、客観的・多面的に事実を集め、分析すること」

だと思います。自戒をこめて。

 

昨日22日には、もう1つ、20回目の食糧支援が息子の店でありました。

3年前12月から尼崎市園田の小さな女性グループが始めた活動です。

いつも私は厨房にいて外の様子は後で聞きます。

コロッケの画像のようです

お弁当50食(↑)と贈り物の食品(米、インスタントラーメンなど)を

配るのですが、これまで(なんだ、米か)という表情が普通だったけれど、

今回は「わあ、助かります」と言って受け取ってくれた人が

何人もいたそうです。

まだ配布が始まる前に青年が一人「米ください」と店に入ってきたのも

世相を表しまくりでした。

食糧支援は、日本のクソ政府が国民の生活を顧みず、

自己責任で賄えと政治の責任を放置しているせいで、

力なき者たちが、お互いが何とか生き続けられるよう

自分と隣人のために小さいけれど精一杯の力を出し合っているものです。

基本的解決策は、もちろん政府が困窮を余儀なくされている国民のために

消費税を廃止し、生活経済を活性化させることです。

 

駅前でビラを配ろうとするとゾンビのような無表情で通過する人々が、

支援食糧の前では違う顔になります。

この落差はどうしたら埋められるか・・・。

まとまりませんが、またいつか続きを書きたいと思います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする