オペラ カルメン

昨日は、１２時２４分の関空紀州路快速に乗り、西宮北口まで
行きました。
目的地の兵庫県立芸術文化センターは、そこから２分くらいの
とてもアクセスのよいところにあります。

佐渡裕さんプロデュースの『オペラ・カルメン』の観劇に行った
わけです。
情熱の人カルメンとドン・ホセの悲しい恋の物語でした。

最後のクライマックスのところがよかったですねぇ～。
オペラでしか味わえない歌の力が持つ
訴える激しさを見たように思いました。
そして、一瞬、息を飲む場面もありました。

新しい恋人（エスカミーリョ）ができたカルメンにホセが一緒に行くよう説得
するのですが、それを聞き入れないカルメンがはっきりと強く拒絶します。
ホセは、カルメンへの一途な愛を捨てきれず、殺めてしまいます。

その場面での二人の掛け合いは、オペラでしか出せない最高のものでした。

２時から始まり、２５分の休憩を入れて、５時半ごろに終わりました。

演劇の鑑賞も結構疲れます。（３時間余り座っているわけですからねぇ～。）

いつも、帰りに梅田の阪急や阪神でお買い物をしようと思うのですが
もうクタクタでまっすぐ家に帰ってしまいます。

昨日は、オペラグラスを観劇の前に購入しました。
（どこかに落としたらしくて、前回の『ラマンチャの男』の鑑賞の時
からありませんでした。予備のものは、あまり精度がよくなくて・・・。）

家に着いて、『人が持っている情熱』って、時には怖いものが
あるなぁ～。と　林（メゾソプラノ）さんや佐野（テノール）の歌声を
思い出しながら、その余韻に浸っていました。

よいものを観ると、心が豊かになります。
変化のある、充実した一日が終わりました。


今日の写真



最初に送られてきたチラシ、２カ月前にチケットを購入しました。



会場でいただいたパンフレット。今回はこれからのイベント案内の
冊子と一緒に入っていました。



オペラ・カルメンについての詳しい解説があります。



会場のお店で買い求めたグラス、何を思ったのか
背の高い方も買ってしまいました。（私にとっては、結構高価なのに。）



記念に買い求めたＣＤ、これを聴きながらブログを
更新しています。