5月3日の後編で~す。
兵庫県の三田市に永沢(えいたく)寺があります。
ここは、『しょうぶ』 と 『ぼたん』 で皆さんに知られてます。
(永沢寺の境内には、大きな観音様の立像も。)
(山門の仁王像)
この時期はしょうぶにはまだ早く、ぼたんがきれいに咲き誇って
いました。
(ピンクと紅のグラデーションのぼたんも)
ぼたんは、花の王様と呼ばれ、平安の女流文学にもしばしば登場
する艶やかな花です。
中国を原産地としていますが、日本に渡来してすでに1000年、その美しい
姿で人々を魅了してきました。
(ピンクの色がボタンの花には、一番似つかわしいような
気がして・・・。)
ぼたんの花は、花びらのせいでしょうか?
柔らかく、やさしい感じがします。
ふわっと咲くぼたんには、癒されますねぇ~。
黄色いぼたんもあり、紅やピンクなど色彩的にも
とてもきれいでした。
(黄色いぼたんも艶やかでした。)
永沢寺は標高550mの高知にあり、その冷涼な気候は暑さに弱いぼたんの栽培に
適し、花の期間は4月下旬から5月中旬です。
(花まつりには、お釈迦様に 甘茶をかけてお参りする
風習もあるのですね。)
(ぼたんをバックに記念のスナップ)
(ここにも 『おさすり布袋尊』 が、鮮やかな金色です。)
少し行くと、『花のじゅうたん』 の芝桜を見ることができます。
洋名は、モスフロックスと呼ばれ、原産地は北米でミシガン周辺に広く
分布しています。
(圧倒されるきれいさでした。)
一つ一つは小さな花ですが、それが丘一面に咲くと
素晴らしくきれいで迫力があります。
色もピンクや薄紫、ブルーなど淡い色が多かったかな?
(咲いている面積も結構広かったです。)
暑さにも寒さにも強く、4月中旬から5月中旬まで丘一面に絨毯を敷いた
ように小さな花をいっぱい咲かせます。
(色々な種類の芝桜があります。)
(もう少しすれば、一面にしょうぶが見られるようです。)
夕食は、但馬和牛のすき焼きとアワビの踊り焼きでした。
お腹もいっぱいになり、さぁ~、帰路へ。
(左のコンロがアワビの踊り焼き。)
連休でしたが、車は渋滞もせず順調に進みました。
きれいなお花をいっぱい堪能した一日の終了となりました。