床屋から帰って、夕飯に蒸し野菜とキノコ汁をつくって
一仕事をすませたので、さあ、ふさおまき夫婦の、日曜お散歩日記。
街をぽこぽこ、裏道なんかも行ってみます。
代々木上原で食事を終えてあるくと、この商店会のオープンスペースに
なんとも華やかなしつらえです。
3月3日には子供にひなあられを配ってくれるそうですよ。
今朝は東北のお宿で震災を免れた古くからの人形を飾っているニュースも見たので、
人の思いを寄せるひな祭りに、春の訪れを祝したい気分になりました。
さらに少しあるいて、日曜はしまっているクラフトショップをそとからのぞきます。
あ、映り込んでよくわかりませんが、枝にとまって羽を広げた鳥の
鉄製オブジェのようです。
ガラスに尾羽を向けているのでこの鳥の顔が見えず、
何か何かと気になりました。
店の開いている時間に行ってみなくては。
あっちこっちのぞいていると一駅はすぐです。
代々木八幡駅に戻ってきました。
昼の時間にこの界隈にいることは滅多にないので、
久々の大好きなバンやさんへむかいます。
テコナ・ベーグル・ワークスさん。
九州料理の居酒屋さん地下に、こそっとオープン、だけどいつもファンの女性があつまってる
お店です。
「むぎゅむぎゅ」「もちもち」「ふわふわ」3種の食感で、さらにそれぞれいくつもの味が。
30種もベーグルが取り囲むのです。
味は端正、食感はどれも弾んで楽しい二重奏。
奥様が好きで始めた店とホームページには書いてありますが、
どれだけの努力をされたか、はたまた小麦を操る天性の感性に恵まれているのか。
日本でこれほどに口に入れた弾み具合を楽しませてくれるベーグルは、
これまで札幌のカナダ人・イワンさんがかつて開いていたお店で
経験したことがあるだけです。
もし自分のおなかにいくつでもベーグルがはいってくれるのなら
かごいっぱいに買ってみる幸せを体験できるのに、などと思い描きます。