日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

2月25日(土)週末練習はこうでなくては!!

2012-02-25 18:01:31 | マスターズ陸上(オス)

雨の午前中は、彼女と新宿に出かけてGWの旅行をJTBでご相談。

天気が悪いからか、お客さんもまだ少なく、希望の宿もみんなリザーブができて、

これであと2ヶ月の道のりを越えていける、祝祭ができたわけです。

昼を過ぎて、伊勢丹前PJ地下にできた丸亀製麺で、ぶっかけうどんにイカ天をつけて

讃岐らしい元気なうどんが口で跳ね返ってくるのを楽しんだ後、仕事に行く彼女を代々木まで送って、

私は山手線で原宿に向かいました。

雨は上がってますが、気温はきっと10度まで上がっていないでしょう。

ダウンにスキージャケットを着ていて、どうにか過ごせるくらいのところです。

13時前に織田フィールド着、身を震わせながら着替えてクラブハウスをでると、

Sコーチがちょうど到着です。

低気圧の性で偏頭痛とやる気がふるわない日に、コーチがいる幸せです。

あとは指示通りにトレーニングをすれば、私の体が強くなるのですから。

 

明日の東京マラソンの話などを交わしつつ、ウォーミングアップの体操とJOGを済ませると、

今日は動き作り、それも私に欠けている足の返しのスピード体得のトレーニングを命じられました。

場所は競技場の100mフィニッシュの先にある、いわば選手は惰性で走る「直線の余分なスペース」を使い、

ラダーを並べます。

陸上競技をやっている人なら良く使う道具ですが、用は縄ばしごを敷いて、その一段一段の間に足を着地しながら

前へ進む練習です。リズム良く小刻みに足を動かして走らなければならない、そう、「ならない」動作にさせることから

動き作りといわれるのです。

ここからは怒濤です。マンツーマンですから。

・小刻み走 20m×10本

・小刻み+もも上げ意識 20m×10本

・横向きもも上げ刻み 20m×5×左右

とにかく、大腿四頭筋で引き上げ、ハムで返すを繰り返すと、まあその反応の悪さにがっかりします。

ただ、計30本も続けると、いわゆる体幹の腸腰筋などを動員する体の位置がわかってきます。

神経の連係もできて、ああ効果あり、と実感します。

続いて取り出したるはゴムバンド。腰に巻いて後ろから引っ張ってもらいながら走ります。

まずは坂5m+平地5mを10本

平地10mを10本

なるほどなるほど、後ろからの負荷があると、着地時の加重が比較にならないほど実感できます。

足を地面に奥だけではなく、地面を強烈に押す加減がよくわかるのです。

 

そして最後は歩道橋で15段の階段をもも上げで10本。

ここまで一本一本すべて全力ですから、腰から下、ハムとふくらはぎは完全に突っ張っています。

腰の後ろの筋肉も引っ張られています。

だけど、ちょっと自分の筋肉の位置というか、伸びる方向が変わったような気がしています。

微妙なバランスなのですが、動き作りでまた一つ、新たな可動範囲を開発できたと思われます。

 

ここまでおよそ1時間30分。

Sコーチとわかれてダウンジョグと体操を終え、クラブハウスに戻ると、

マスターズ陸上の盟友、といいますか東京マスターズ短距離のトップを行くNKSさんと

お話しさせていただく機会ができました。

超理論派で、よく丁寧な助言をしてくださるこの方は、

どうやら私の練習を見ていてくれたらしく、新たなアドバイスをしてくださいました。

動き作りをしながらも、若干重心が後ろに残ったままなのでは?という指摘です。

重心が後ろで、足の返しが遅れるものだから、足首で踏ん張ろうとする私の癖があらわれ、

時に故障にも結びつくともおっしゃいます。

このあたり、自分にも思い当たるところはあって、思い悩むところもありますので、

まずは素直に聞いてしまいました。

なるほどなるほど、重心が残るのは腰がひけた位置にあるということで、

それを腹側の筋肉で前に送って、そうすると腰~膝頭~母指球が一直線になって、

地面をたたくのがもっと短時間になる・・・

体感を書くのは難しいのですが、とにかく強い着地が短時間になればタイムが短縮されるのは

理解できます。

 

今日は2人にアドバイスをもらって、体も変わってちょっと得した気分です。

帰りは代々木公園駅方面に向かって、ご褒美のカフェラテをいただきながら、

冷えた体をあたためて、高村薫を一時間読んで、ありがたい土曜の午後を過ごすのでした。

 

 

 


明日は東京マラソン もとい 42.195キロリレーマラソンなのに今日は雨

2012-02-25 07:57:22 | ふさおまき(オス)日記

夜半から窓を打つ雨の音が眠りを浅くしてくれました。

音が耳にさわるのか、下がりゆく気圧が体内の変調をきたすのか。

ヘンな寝言も言っていたと、彼女に言われましたが、そんな彼女は「デリバティブ」と

目をつむったままつぶやく、ふさおまき夫婦の目覚めは、Sコーチからの電話で始まりました。

「ひどい雨だね。今朝の練習は延期にしましょう。午後からにしようか・・・」

さすが・・・すっかり休みモードに入っていたへたれな私は、昼に再度連絡するというコーチの言葉に

うなずくだけです。まあ、午後の仕事もキャンセルになっていたので、

昼までは本でも読むか、GWの旅行を考えるかして、昼からの練習に備えることといたしましょう。

 

しかし、少なくともこの雨のおかげで、明日の大イベント・東京マラソンは最高のコンディションとは

行かなくなったでしょう。第1回の氷雨や第2回の低温、第3回の強風など、思い出しただけでも

毎回コンディションに恵まれない東京マラソンですから、「晴れ・10度・弱風」ならば高湿度くらいは

許容範囲かもしれませんが。

一方、立川での昭和記念公園42.195キロリレーマラソンに参加する私たちのチームは、

きっと土のぬかるみに、泥だらけの笑顔をみせることでしょう。