日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

反省会~府中でひとり練習していたら

2013-07-15 19:53:49 | マスターズ陸上(オス)

昨日の全くいいところの無かった跳躍で、頭はもやもや。

午前中、普段より一時間は早く会社に行って午前中で仕事を終えると、

そのまま府中にでかけました。

猛暑のせいか、このところ全く食欲がわき上がらず、今日も「蕎麦かなあ」と思いつつ、

それも中途半端だなと思い直し、駅そばの薬局でウィダーインゼリーと野菜ジュースを買いました。

影が全く伸びない時間の府中は、さすがに練習している人もまばらです。

砂場も片方があいていたので、流しもそこそこに幅跳び器具一式を借り出します。

 

とにかく、踏み切り板を強く押す動作をしながら、大きく上半身も使って体のバランスを保ち、

着地前に足を投げ出す・・一連の動作を身につけるため、20m程の助走で、

繰り返し繰り返し砂場に跳び込みました。

15本ほど跳んで、確かに上手く体が保てたときには、着地地点が10㎝~一足長伸びるのは確認できました。

もちろん一人練習なので、踏み切り位置の違いまでは分からないので、正確な分析ではありませんが、

その姿勢を作るために、助走スピードを少し落としてみるのもアリかな、などというのが今日の結論です。

もちろん最終的には、ほぼ全力で走り込んで、減速することなく踏み切って、同時に姿勢も保てるのがベストなのは当然ですが、

過渡期としては、まだやるべき事があるという示唆を受ける、「昨日の反省会」練習でありました。

 

一通り終わったところで、全充さんが声をかけてくださいました。

少し前にも、なんとなくすれ違いざまにご挨拶はしていたのですが、ちゃんと名乗りあったのは初めてです。

砂場を独占していてすいません・・・という気分もありつつ、

きびきびと助走練習を始める全充さんの、身に染みついた動きが羨ましくなりました。

 

それにしても、後で跳んだ距離を測ったら、5m20程度、なんだかなという結果でした。

お疲れモードに入っているのもあるかもしれません。

練習を増やしたこの10日が、後々超回復をもたらしてくれると信じて、

6日後に迫った関東マスターズに、念を飛ばしていくことにします。

 

 


革命記念日

2013-07-15 07:28:39 | ふさおまき(メス)日記

7月14日は1789年バスチィユが民衆に奪取された革命記念日です。パリのど真ん中でパレードがあるので、あっちこっちの道路が封鎖され、ひたすら歩く一日。

今日はセーヌ左岸で勝負です。まずはオルセーで印象派見学です。きゃ、モリゾの肖像はベニスに出張中・・・ くじけず、シテ島からサンルイ島へ。お約束のジェラート食べて、クレープリィで昼ごはんです。クレープはシードルとともに。

セーヌ川クルーズをすまし、凱旋門をめざした途中に電気自動車シェアの充電器がありました。

パレードはお昼に終わってたので、パリの空には帰還するヘリコプターやミラージュ。まちにはドゴール帽の軍人さんや戦車が・・・

こんばんは花火もあがりました。一日かけて 自由・平等・博愛をお祝いする日

 

 

 

 


酷暑と雷雨に迷い道 

2013-07-14 21:22:11 | ふさおまき(オス)日記

第11回渋谷区陸上競技会の一日目は味の素スタジアム西競技場で開催されました。

気温は36.5度まで上がり、選手も観客もぐったりです。

そう、今日は観客が多い!何故かと言えば、「兼 第7回渋谷区ジュニア陸上競技大会」ということで

小学生、中学生も学校単位で参加するので、父兄がいっぱいなのです。

 

完成1年あまりのこの競技場は、補助競技場と言うにはかなり贅沢な施設を持っています。

庇はなくてもメインスタンドは椅子付きで、他の3方面にも芝生の土手になっていて

多くの学校がテントを広げています。

更衣室には100円ロッカー、無料シャワーがあり、しかもクーラー付き!

学校やクラブで来ている選手は、「教育的配慮」で出入りしませんが、

個人選手はいざとなれば照りつける太陽から逃げ込むことができます。

そのうえ、ミストシャワーが付いた扇風機という初お目見えのグッズが選手の集まるあちこちに

設置されているのも高評価、ならばわたしの記録も、と期待が自分の中では高まりながら、

12時35分の成人男子100m全16組中11組3コースでの出番を待ちます。

 

わたしの走った11組は、20代に見える社会人1人、大学生1人、高校生4人、そしてわたしの7人です。

セットから号砲までがやや短いスターターにもタイミングがあって、悪くない飛び出しができました。

低い姿勢を30m付近まで保つのも上手くいき、ビックアップ、さあ足の回転を早めよう、

とギアチェンジを試みますが、ここで上手く乗れませんでした。

筋力不足かな・・タータンの表面からの反発に膝がくじけています。

レスポンスがわずかながら遅れるのがもどかしい。前を行く大学生は背中が小さくなり、

スタートではかわした右レーンから、高校生に追いまくられます。

力んで空回りよりはましだったのでしょう、フローティング感覚で最後の10mもひどい減速はなく、

組の中ではちょうど真ん中の順位でした。

とはいえ、記録は12秒57(追い風0.5m)、一般参加104人中82位でありました。

体の仕上がりから言えば、先日の茨城で12秒40が出たときより良かったはずなので、

ここは36度を越す酷暑が、耐熱性を持たない48歳の筋肉をゆるめてしまったせいにしておきましょう。

来週の関東マスターズ前には、今週のように酷暑の400mや200m×3本をやるよりも、

スピーディーな動きを研ぎ澄ます練習にすることにします。

 

続いて走り幅跳びも一般男子で15名の参加。

相手は高校生が1人、クラブチームが数人、大部分は大学生です。

結論から言えば、14人のいいジャンプを見せてもらいました。

つまりわたしは15人中15位・・・最下位は久々です。

5m44㎝だから仕方ないといえばそうなのですが、

こちらは100mよりやや傷が深いでしょうか。

府中の練習でも5m70近く行っていたのに、どうも2ヶ月前の悩みに戻っています。

つまり踏み切りはジャストで板にのり、ポーンと上には上がるけれど、

そのまま落下、滞空時間ほどには距離がでないという結果です。

3回の跳躍が全てそうでしたから、悩みが深い。

練習ではできていたはずの、踏み切りと同時に体を立てて腕で起こし回転に反力を与え、

滑り込むような着地をする・・・ことが全然できませんでした。

短助走での踏み切り練習をもっとやらないと、わたしのリズム感がない腕と足は

空中フォームをすぐに忘れてしまいます。

 

ところで、幅跳びの試技が2回目に入ったところで、

強烈な夕立に見舞われました。

あれよあれよと黒雲が覆い、雷鳴がとどろきます。

競技は全ていったん中止となり、上がるのを待ちました。

40分ほど、きっとやむだろうと誰もが信じて

階段の下で15人が静かに息を潜めているという、不思議な時間を過ごしました。

そんな意味でも記憶に残りますし、

やはり渋谷区大会ということで、受付の心優しきH様に始まり、

渋谷区中年陸上チームの監督U氏、リレーの黄金(?)3走H吉さんほか、

N会長やS理事長にも暖かい声援をいただき、

忘れがたい一戦となったのでした。

 

それにしても、これで来週のいきなり三段跳びデビューは大丈夫なのでしょうか?

 

※今日の大会記録はもうHPに掲載されてます。

 


ユーロスターに乗って

2013-07-14 06:13:29 | ふさおまき(メス)日記

ロンドンからパリへはユーロスターで移動します。

駅はセント・パンクラス。テムズより北。ユーストンの東から大陸に出発します。

ドーバーはあっという間。パリは北駅につきました。金曜なので、ルーブルは夜に行くことにして、シャンゼリゼからサントノーレをほっぴんぐ。夜の七時過ぎにルーブルに。広い・・・

 

 


明日は渋谷区陸上

2013-07-13 13:42:44 | マスターズ陸上(オス)

明日は渋谷区陸上大会です。
100メートルと走り幅跳びにエントリー、今日は前日なので、リズムをキープして筋肉を動きやすくしておきます。
府中陸上競技場に来てみると、やはり人の海です。
小学生から中学生、高校生大学生にイチリュウに違いない女子ハードラーも走っています。
11時スタートにしたので、早くから練習していた人が終わり、徐々に減ってはいきましたが。

まずは体操とストレッチをしてから、人の間を縫ってジョグをして、その後再度ストレッチを強めにします。
昨晩タップリとトレーナーさんに揉んでもらったからでしょうか、筋肉の強張りがなくなったぶん、
やや動きが緩めになっています。だからこその今日の刺激だろう、と思いつつ、
やって来たSコーチに流しを見てもらうと、顔をしかめられました。
腰が落ちてしまっているとのこと、気を取り直して二本目を走りますがあまりよくなりません!
ひょっとすると、この一週間のさまざまな疲労かもなあ、でもしょうがないなあと言うことで、四本目までこなしました。

次はスタートダッシュを四本、この辺りでレスポンスが良くなって来ました。
そして砂場を見ると丁度終わりそうだったので引き継がせてもらいました。
元気な女子高校生の二人組は楽しそうに、そして思いきりよく踏み切り板を蹴っていたので、
『カッコいいね!刺激になるよ』とおじさん言葉で言ったら、とても素敵に笑ってくれたのでチョッと得した気分です。
おっと、本来の練習を忘れてはいけません。
走り幅跳びの前日練習は足合わせ、マークを11.9メートル、22.2メートルと34.2メートルに置いて走るとバッチリ板を踏みました。
二回目は更に前さばきを意識して走り、今度もジャストミート!
一発オッケーの撮影みたいで気持ちよく終わることができました。
コーチとはここで別れて、芝生の上で裸足のウォーク&ストレッチをして、
今から駅前の縄文温泉にレッツゴーです。


夏のエンジン

2013-07-12 10:27:26 | ふさおまき(オス)日記
猛暑は早起きを私の体内時計に要求します。
六時前に起きれば、家事一式に朝ごはん、ブログ巡りに新聞読んであまちゃん二回見て、体操してからでも、九時から織田フィールドに間に合いました。

200メートル×三本をメインに、三段跳びのダブルアームを試して見ました。
これで週三回の競技場練習です。
夏のエンジン満開!
少なくとも気分はね。

野外コンサート

2013-07-12 07:08:06 | ふさおまき(メス)日記

ロンドンも3回目の朝。お店の開店までハイドパークへお散歩。お店が開き次第行動開始です。

今日はまず、デビット・ボウイは・・展を見るため、ハハ達をハロッズに預けて、V&Aミュージアムに。合流してウォレスコレクションでアフタヌーン・ティを。

その後もホテルの地の利を生かして、オックスフォード通りをうろうろしていたら今日からホテル前の公園でサマーコンサートが始まるって!ジャズと芝生でとても気持ちのよい宵でした。(奥のテントが舞台)


ヒャーホーオープンバス

2013-07-11 07:07:52 | ふさおまき(メス)日記

ロンドンでの一日を、二階建てのバスに乗り降り自由というツアーではじめました。

ピカデリーサーカスからロンドン大・セントポールを経由してロンドン塔へ。ロンドン塔からテムズ川を下ってウェストミンスターピアへ。再び陸上でバッキンガム宮殿を目指すも、ヴィクトリア駅付近が再開発?で通行止めのためにツアーバスを下車して徒歩。ここからコベントガーデン近くのイートンメスをたべられるポーターズに向かいました。

あっちこっとおうろうろして、大英博物館も駆け足でロゼッタストーンやウルのスタンダード、ミイラをみて、リバティに。

リバティにより(滞在時間1時間半)でイタリア料理を食べてもどっいます。

宵はよいなあ。

 

 

 

 


四代目 五代目 八幡鮨

2013-07-10 08:20:16 | ふさおまき(オス)日記

20年来の友人と夕食の約束。
年に2~3回、季節ごとのおいしい物を食べようとどちらからともなく
声を掛け合う。

今日は、新子食べたいね、の一言をきっかけに彼が探してくれた
西早稲田の八幡鮨に出かけました。
地下鉄の駅から出たところから話が弾みます。
あの「ジャンボ焼き鳥」の飲み屋は行ったことある?
あの路地裏に駐車場があるけど、道が狭くて車をこすっちゃうんだよね。
名古屋うどん、あ、きしめんだけど、僕は知ってるけど、名古屋系だから。
早稲田大学の同期生だけれど、在学中は知り合うことがなかったこともあり、
お互いの懐かしい話を掘り起こしては話し合うのです。

10分ほど、グランド坂という場所は明快にわかりながら、
実はこちらの八幡鮨さんを知りませんでした。
鮨といえば持ち帰りの小僧寿しくらいしか口に出来なかった学生時代、
関心が無いものは目に入らないのだということをつくづく実感します。
創業明治元年と書かれた暖簾をくぐると、
暖かい出迎えの声がかかります。
つけばに立つ職人二人の白衣には、4代目、5代目と刺繍が入っています。
そしてそれぞれの奥様と思われるお二人が、席へと案内してくれました。

席に着くとすっと落ち着く店というのはあるものです。
お絞りを渡してくれてから、しばらく何も声をかけてきません。
私たちが店をみわたし、ケースの中のネタを見て、白板のお勧めを読んで、
回りの客の様子を観察して、店に馴染むのを待ってくれているようでした。
これこそ間合いというものでしょう、
とりあえずビールを頼んで、じゃあ今日は好きなものをいただこうということに
できたのも、値段を書いたメニューはないものの、
接待というよりは長く家族と通ったり、仕事後に誘い合ったりしている様子の
リラックスしたお客さんが座っていたので、財布の厚みを求められることはないだろうと
安心できていたからです。

つまみを少し切ってもらい、すぐに握りへ。
私たちの席は、柔和な笑顔で丁寧に仕事をする5代目の担当です。
実はこの方、予約の際に「新子を食べたい」といったら、そうですね、
よろしければアジやいわしがおいしいですよ。新子は8月に入ってからでいかがですか、
今ですとうちに置ける値段じゃありません、と電話を入れた友人に正直な返事をしてくれていました。
安心でしょ!

お勧めどおりの、いわし・アジをお造りでいただき、握りはマグロの赤身にイカから始めます。
面白いのは、マグロに塩をアレンジして勧めてくれたことでしょう。
ことに、イカには二見浦の海塩、マグロにはフランスの山中の塩泉から産した塩といった具合です。
薀蓄も無く、でもおいしい。
お顔どおりに、ねたもシャリもふんわりと柔らかくあった鮨は、口の中で綺麗にほどけます。

その後もゆるりと、金目の昆布〆、アナゴなどといただくなかで、
出色の一品に出会います。
「うにのヒラメ巻き」
コクのある個性的なウニが、海苔に巻かれるのは良くあることですが、
うにとヒラメ、勧められなければ思い至ることもありません。
ひょっとすると、この握りは4代目はやらない、5代目ならではの仕事かな、
などと想像しつつ、好奇心のままに口にほおりこみました。
これがうまいの何の(マスヒロ先生、ごめんなさい)
うにが旨いのはもちろんですが、ヒラメの味が単品で口にするときより、ぐっと立ってくるのです。
旨みの質の違いが理由かもしれません。
口に溶けていく濃厚なうに味が消えるころ、まだ弾力を残すヒラメから、
しっかりした味の輪郭が現れるといった寸法、表現がうまくいきませんが、
初体験の味覚でした。

そんなこんなで、友人との四方山話は行ったりきたり、
途中で隣の席には作家のりんぼ先生もお座りになったりしながら、
まさに舌鼓を打つうちに、暖簾がおりる10時過ぎまで長居を続けた
私たちでした。