先に紹介したのは1992年発行の本で、内容的には80年代~90年代初頭の状況と思われます。これについて、遅きに失した感がありますが、韓国内に反省の声も聞かれます(90年代後半)。金泳三によって世界化(「国際化」の韓国での用語)が叫ばれてたころですね。
以下、抄訳(原文http://www.kungree.com/kreye/keye26.htm)
「知ってのとおり、わが国は世界で唯一、華 . . . 本文を読む
鄭大均『日韓のパラレリズム』(1992、三交社)より
「華僑には、1970年に制定された外国人土地法によって、一世帯あたりの住宅用土地200坪以下、店舗50坪以下というような制約があり、土地を買い入れる場合には内務部長官の承認(店舗用)や届け出(住居用)が必要であり、田畑の所有は一切認められていない。
1950年代まで、在韓中国人の主産業の一つは野菜農業であり、ソウル郊外には多数の中国人農民 . . . 本文を読む