ある日本語学習サイトのタイムラインに、
「御御御付って、おもしろい言葉ですね」
という投稿がありました。ロシア人の学習者の投稿です。
それに対して、私は
「御御足もね!」
とコメントを返しました。
私が小学生の時、近所に住む子どもたち同士で「集団登校」をしていました。全員が揃うまで、待ち合わせ場所でおしゃべりをして過ごすのですが、ある日、「いつも朝ごはんは何を食べるか」という話になりました。
「うちはパンと牛乳」
「うちはごはんとお味噌汁」
「うちもごはんとおつけ」
「えっ? おつけ?」
私が聞き返しました。
「お味噌汁のことだけど、おつけって、言わない?」
「うちでは言わないなあ。おみよつけとは言うけど」
当たり前の食べ物の呼び方が、家庭によって違うということを知って、驚きました。
新明解国語辞典によれば、
おつけ【御付け】〔ご飯につけて出すものの意〕みそしる。
また、おみよつけは、正しくは「おみおつけ」で、
おみおつけ〔「お付け」に丁寧の接頭語「お・み」の付いたもの、また、「おみ」は味噌の女性語ともいう〕「みそしる」の丁寧語。
接頭語の「お・み」というのは、尊敬・丁寧を表すもので、漢字で書けば「御御」。したがって、おみおつけを漢字で書くと「御御御付」になるわけです。
で、御御足は「おみあし」で、「足」の尊敬語。
私は、おつけ、おみあしは、自分では使いません。
おみおつけは、子供のころ「おみよつけ」という発音で使っていましたが、結婚後は使っておらず、私の娘たちも、「聞いたことはあるけど使わない」と言っています。
「御御御付」をおもしろがっていたロシア人と言うのは、このブログに何回か登場したラトビア在住のロシア人で、日本語の上級者。
こんなマニアックは言葉(漢字表記)を知っているなんて、大したものです。
「御御御付って、おもしろい言葉ですね」
という投稿がありました。ロシア人の学習者の投稿です。
それに対して、私は
「御御足もね!」
とコメントを返しました。
私が小学生の時、近所に住む子どもたち同士で「集団登校」をしていました。全員が揃うまで、待ち合わせ場所でおしゃべりをして過ごすのですが、ある日、「いつも朝ごはんは何を食べるか」という話になりました。
「うちはパンと牛乳」
「うちはごはんとお味噌汁」
「うちもごはんとおつけ」
「えっ? おつけ?」
私が聞き返しました。
「お味噌汁のことだけど、おつけって、言わない?」
「うちでは言わないなあ。おみよつけとは言うけど」
当たり前の食べ物の呼び方が、家庭によって違うということを知って、驚きました。
新明解国語辞典によれば、
おつけ【御付け】〔ご飯につけて出すものの意〕みそしる。
また、おみよつけは、正しくは「おみおつけ」で、
おみおつけ〔「お付け」に丁寧の接頭語「お・み」の付いたもの、また、「おみ」は味噌の女性語ともいう〕「みそしる」の丁寧語。
接頭語の「お・み」というのは、尊敬・丁寧を表すもので、漢字で書けば「御御」。したがって、おみおつけを漢字で書くと「御御御付」になるわけです。
で、御御足は「おみあし」で、「足」の尊敬語。
私は、おつけ、おみあしは、自分では使いません。
おみおつけは、子供のころ「おみよつけ」という発音で使っていましたが、結婚後は使っておらず、私の娘たちも、「聞いたことはあるけど使わない」と言っています。
「御御御付」をおもしろがっていたロシア人と言うのは、このブログに何回か登場したラトビア在住のロシア人で、日本語の上級者。
こんなマニアックは言葉(漢字表記)を知っているなんて、大したものです。
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