フランス語でフライドポテトはpommes de terre frites(ポム・ドゥ・テール・フリット)といいます。
今から40年前、私が南仏のカンヌの語学学校に通っていたときにこの言葉を覚えました。
クラスには世界のいろいろな国の出身の学生がいて、ある授業で、自国の食文化をフランス語で説明したのです。そのときカナダ人が、
「カナダはジャガイモをめちゃくちゃたくさん食べる。なんでフランスはジャガイモをあんまり食べないんですか?」
というような話をしました。
その中で出てきた単語の一つがpommes de terre fritesなのです。
この言葉は複合語で、
pomme (ポム)はりんご。女性名詞。
terre (テール)は土地
pomme de terre(ポム・ドゥ・テール)は直訳すると「大地のりんご」で、じゃがいもを表します。
複数形はpommes de terreで、 pommeのほうに-sをつけますが、発音は変わりません。
今から40年前、私が南仏のカンヌの語学学校に通っていたときにこの言葉を覚えました。
クラスには世界のいろいろな国の出身の学生がいて、ある授業で、自国の食文化をフランス語で説明したのです。そのときカナダ人が、
「カナダはジャガイモをめちゃくちゃたくさん食べる。なんでフランスはジャガイモをあんまり食べないんですか?」
というような話をしました。
その中で出てきた単語の一つがpommes de terre fritesなのです。
この言葉は複合語で、
pomme (ポム)はりんご。女性名詞。
terre (テール)は土地
pomme de terre(ポム・ドゥ・テール)は直訳すると「大地のりんご」で、じゃがいもを表します。
複数形はpommes de terreで、 pommeのほうに-sをつけますが、発音は変わりません。
frit(フリ)は揚げた。frire(揚げる)の過去分詞の形容詞的用法。フランス語で形容詞は名詞を後ろから修飾します。
女性名詞を修飾するときは-eがつき、発音はフリットになります。複数はさらに-sがつきますが、発音は変わりません。
frire(揚げる)の語源はラテン語で、英語のfryもそうです。
pommes de terre fritesは長いので、de terreを省略してpommes frites(ポム・フリット)と言うこともあるようです。
でも、こうしてしまうと「揚げたりんご」になるはずですが、誤解する人はいないんでしょう。
フランスのマクドナルドのポテトの商品名は、さらに省略して、les frites(レ・フリット)だそうです。 lesは、定冠詞の複数形。
カンヌのホームステイ先は食事が出なかったので、毎日、一人で外食をしていました。
大衆的な食堂では、主菜(肉や魚)と副菜(野菜など)を別々に注文するのですが、あるときうさぎの肉と豆を頼みました。すると店の人が、
「うさぎの肉と豆は合わないから、pommes de terre fritesにしなさい」
と言うのです。
なぜ合わないのか理解できませんでしたが、逆らってもしょうがないので、素直に従いました。
pommes de terre fritesは無難な副菜なので、その後も頻繁に注文することとなり、40年後の今まで記憶に残っていたようです。
女性名詞を修飾するときは-eがつき、発音はフリットになります。複数はさらに-sがつきますが、発音は変わりません。
frire(揚げる)の語源はラテン語で、英語のfryもそうです。
pommes de terre fritesは長いので、de terreを省略してpommes frites(ポム・フリット)と言うこともあるようです。
でも、こうしてしまうと「揚げたりんご」になるはずですが、誤解する人はいないんでしょう。
フランスのマクドナルドのポテトの商品名は、さらに省略して、les frites(レ・フリット)だそうです。 lesは、定冠詞の複数形。
カンヌのホームステイ先は食事が出なかったので、毎日、一人で外食をしていました。
大衆的な食堂では、主菜(肉や魚)と副菜(野菜など)を別々に注文するのですが、あるときうさぎの肉と豆を頼みました。すると店の人が、
「うさぎの肉と豆は合わないから、pommes de terre fritesにしなさい」
と言うのです。
なぜ合わないのか理解できませんでしたが、逆らってもしょうがないので、素直に従いました。
pommes de terre fritesは無難な副菜なので、その後も頻繁に注文することとなり、40年後の今まで記憶に残っていたようです。
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