旭日旗

　野球好きの兄は、息子（私の甥）が高校を卒業したあとも、母校の甲子園予選に応援に行っています。

　その聖望学園は、埼玉予選で準決勝まで勝ち進み、選抜の覇者で、今大会、準々決勝で完全試合を達成した小島投手の浦和学院と激突。０対１の接戦で敗れ、今年の甲子園出場を逃しました。

　準決勝の試合の模様は、ローカル局でも放映され、兄から事前に教えてもらっていましたが、別の予定があって見られませんでした。

　決勝は、浦学が川越東を大差で破りましたが、こちらのほうはＮＨＫで放映、私も見ました。

　途中、観客席の片隅に私の目を引いたものがありました。

　旭日旗です。

　これは、朝日新聞社の社旗で、夏の甲子園大会は朝日新聞社が主催しているので、地区予選の決勝には社旗が掲げられるもののようです。

　サッカー東アジア大会で、韓国が

「歴史を忘却した民族に未来はない」

という政治的横断幕を掲げたことに日本が抗議をすると、

「日本のサポーターも、軍国主義の象徴である旭日昇天旗を掲げていたではないか。そっちのほうが問題だ」

などと反論したそうですね。

　歴史教科書問題では、侵略→進出書き換え誤報記事をいまだに訂正せず、慰安婦問題では意図的な隠蔽記事（金学順さんがキーセンだったことを隠して報道）を書いて騒動の旗振り役をつとめ、靖国問題などでも何かと韓国の肩を持ってくれる朝日新聞。

　その社旗が旭日旗であることに、韓国も当惑してるんじゃないでしょうか。

　いい加減、旭日旗が軍国主義の象徴でもなんでもないということに気づいてほしいもんです。