今年は大統領選挙イヤー。韓国に先立って、米国の大統領選挙が近づいていますね。米国の大統領選挙が何日に行われるかというと、これは法律で決まっていて、
11月の第一月曜日の翌日
なんか複雑ですが、
要するに第一火曜日じゃないの?
と言いたくなります。
これについて、池上彰の後援会(→リンク)で聞いてきたことをご紹介しましょう。
まず、米国はキリスト教国家である。これはピルグリム・ファーザーズがメイフラワー号に乗ってアメリカ大陸に移住したときから一貫している。
キリスト教徒にとって日曜日は安息日で、絶対に働いてはいけない。
そして、当時農業国だったアメリカにとって、重要な作物は小麦である。10月までは収穫で忙しい。もし大統領選挙をやるんなら、収穫の後がいい。
したがって、11月の初め頃がいいが、日曜日はだめ。
さらに、アメリカ大陸は広いので、場所によっては投票所まで馬車に乗って1日がかりで行かなければならない。もし投票日が月曜日だと、安息日の日曜日に移動しなければならない。それは困る。
じゃ、火曜日にしよう。
でも、11月1日はハロウィーンだから、その日も困る。
こんな事情で、11月の前半の火曜日で、しかも11月1日以外にすることになりました。この条件を満たすための定義が冒頭の「11月の第一月曜日の翌日」なんだそうです。
もし「11月の第一火曜日」にしちゃうと、11月1日が火曜日の年はハロウィーンと重なってしまう。「第一月曜日の翌日」にしておけば、最も早い場合でも11月2日以降になります。
なお、韓国の大統領選挙がなぜ12月19日なのかは、調べたけれどもよくわかりませんでした。
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考えたからと説明するサイトがありました。
http://nec1963.tistory.com/227
アメリカのこともしっかり説明されていましたね。
韓国は平日でも、会社を休みにしちゃうから投票率が高いんですね。
日本も韓国式にすれば投票率の下落を防げるかもしれません。